剱岳
立山連峰の剱岳。日本で最後に残った未測量の地だったとか。ん年前、剱岳 点の記 という映画を見て五感を震わせた当時、まだ槍ヶ岳と剱岳の区別さえ付かない山音痴でした。これは実に重い映画。まだ岳 の方がコミックベースなので軽く楽しく見られましたが、どちらも山の美しさ、険しさ、怖さ、ふところの深さを良く表現していて、私が足繁く山へ向かうきっかけを作ってくれた映画でした。
で剱岳です。上の画像は山頂直下のカニのタテバイとかいう難所。クサリはあるもののほぼ垂直ですね。このほか下りではカニのヨコバイなんていうところもあったりして、一筋縄では登らせてくれない険しさは半端ないです。まだまともに使った事の無いハーネスもここならば活躍しそうです。
しかも簡単には計画すらさせてもらえない。長野県大町側からアクセスする にも、黒部ダム行きのトロリーバスに乗って、ダムからケーブルカーに乗って、ロープウェイに乗って、またトロリーバスに乗って、やっと踏み出しの室堂へ着く。この足代だけでも往復1万円。室堂から剱岳を登って帰ってくるピストンでも2泊がいる。神奈川県からアクセスするにはさらに2~3日が必要。小遣い貧乏休暇貧乏にはかなり辛い。
だけど願いは口にしないと叶わない 。行きたい行きたいと言っていればそのうち叶うかも。そのための準備はしておかなきゃね。
うん年ぶりで山用テントを新調しました。メイドインジャパンのダンロップVS20、前の山テントが防水切れして以来3年くらいず~っと欲しがっていたのですが、北アルプスの標高2500mあたりで幕営するには半端なテントでは心許ないので今回は勇断。おうちで組んでみましたがやっぱりいいものはいいっす。組み易さや畳み易さはやはりよく考えられています。
我が家の災害用非常食から引っ張り出してきたのがアルファー化したお米。昨年の槍ヶ岳ババ平 では作り方が悪かったのか美味いとは感じなかった。次回はまじめに作ってみようと思う。
さてその前に台風です。なんだか大きいのがこちら方面をにらんでいるような・・・
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