秋の西丹沢 桧洞丸
先日の富士山登頂は強風で断念。代わりに西丹沢へ寄ってみました。富士山を五合目で諦めた後はこのパターンが多いです。標高は富士山の半分以下ですが桧洞丸は1601mあり、丹沢の中でも4番目に高いお山になります。西丹沢自然教室に車を置いて踏み出します。標高差1100 mを登りますのでけっこうな登山でもあります。
神奈川県で感心するのは主要登山道での道しるべがしっかりとしていること。北アルプスの富山県側、剱岳や立山には行政が建てたまともな道しるべは、バスターミナルの近辺くらいしか見当たらなかった。その点では本県は立派です。
地図無しで道に迷ったらどうするか?という質問が掲げてありました。答えは・・・
スマホのGPSアプリで現在位置を確認し、地図アプリで等高線を読み、崖地を避けて最短で登山道へ戻れる道を探す。ってのが私の答え。まぁ教科書通りの答えならば来た道を戻るってなところでしょうかね。来た道も分からなくなってしまったら・・・むやみに動かず体力を温存し救助を待つのが良いのかな。
登山道に倒れたブナの木からキノコがたんまりと生えていました。でも誰も摘んで帰ろうとはしません。こいつはツキヨタケ、毒キノコです。ブナの林では良く目にしますのでさすがにこれくらいは私でも識別できます。
大きなミミズだなと思ったらヘビでした。ジムグリも山で良く出会います。模様の無い茶色い地味なヘビはこいつくらいかな。丹沢には毒蛇のヤマカガシもいますが、こちらはかなり派手な模様があるので避けて通りましょう。
歩みを進めて標高1500 mを越えてくると紅葉も綺麗に色づいています。
寒々とした山頂に到着。ここの山頂はあまり面白くありません。周囲の紅葉はなかなかの見頃を迎えていましたよ。
桧洞丸山頂から犬越路に至るまでの尾根歩きでは富士山がよく見えます。掛かっている雲が目まぐるしく動いているのがわかる。こりゃ富士山では暴風が相変わらず吹いているのだろうと容易に推測できます。そんな日に登らなくって正解。
延長13Km程のいい山登りでした。ここの道中は標高差もあってかけっこう足に来ます。さて年内にまだ富士山に行けるかなぁと気持ちを巡らすFibyでありました。
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