D300逝く
機械たるもの常に故障のリスクは付いて回ります。今どきの高度に電子化、システム化された機器もさることながら、デジタル一眼カメラのような電気制御と機械制御の複雑に組み合わされたシステムは、その状態を万全に維持するためにはいくらかの気遣いが必要になってくるもの。それを怠ったがために我が家のNikon D300は動かなくなりました。
電源を入れてもうんともすんとも言わなくなった。バッテリーや充電器が健全なのは最初に確認。電気式カメラで電気が入らなければ話になりません。10年間ノーメンテできていたツケが回ってきたようです。ヨドバシカメラを経由して修理依頼を出すと見積価格が3万円を超えた。さらにすでに修理サービス対象機種から外れているので修理できても修理保証は付かないし最後の修理対応になるだろうとのこと。ヤフオクを見ると修理代と同じような価格でD300の動作中古品が落札されている。これは悩みどころ・・・
上の二ホンリスの画像はこのカメラであったからからこそ撮れたもの。福島県は猪苗代湖にほど近い山林の中での手持ち早朝撮影。ダイナミックレンジが広いため黒つぶれせず、朝日を浴びたビロードのような毛並などのディティールがほどよく再現されている。APS-Cで換算焦点距離300mm、AF-Sレンズの手振れ補正がうまく効いています。この時の手持ちがコンデジだったらこんな画像はまず撮れなかったと思う。
修理を一旦ホールドして熟慮することに。決断までの悩みは続く・・・
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新しいカメラに一票。
投稿: 花の五六八 | 2017年2月26日 (日) 14時14分
花の五六八さん、
う~む、やっぱりそんなところですかね。D300のイメージセンサーはAPS-Cですが1200万画素。まぁ画素数で画質が決まるものでもないですが、今となってはスマホのおまけカメラの方が多いですものね。10年の進歩はやっぱり大きいです。
D300の後継機はD500ってのがあるようです。お値段は実売で20万円くらい。これはおいそれとは買えません。しかしながらFマウントのレンズを捨てるわけにもいかないし・・・
もう少し悩んでみます。
投稿: Fiby | 2017年2月26日 (日) 19時44分