春まだ遠い丹沢山
う~む、だいぶずるしてしまいました。以前の記事からかなり経ってしまいましたが普通に生きております。まぁストレスの多い現代社会、能天気なわたくしでも色々ありますが、まぁ気にしても仕方が無いこともある。3月25日、山に登ってすかっとしてくるかと考えました。
新年の初山登りはだいたい丹沢山と決めております。標高差1100m、延長15Kmの山登りは新年のスタートにふさわしい・・・って三月末なんですけれどもね。
タイトルに貼った画像、踏み出しの塩水橋近くにある水場護摩屋敷の水なのですが今年は異常事態。なんと水枯れ寸前です。私は早朝6時で水筒の水汲み程度なので問題なかったですが、ここはポリタンをごってり持参 して水を汲むヘビーユーザーが多いところ。水がちょろちょろ出ている口がひとつという有様では行列必須。麓の蕎麦屋さんが毎日水を仕込みに来ていると聞いたことがありますが、そんな商業利用の方々にとっても大問題。雪解けで水量が増す時期なのにこれでは夏場なったらどうなるのかと心配は尽きません。地下の水みちが変ったのかな。
今年は例年とは逆に登りで天王寺尾根を使ってみます。林道から尾根への取り付きが初っぱなから大回りをさせられてしまう。私は堰を越えてショートカットしますがここは自己責任。堰のステップが危ないので普通に道をたどっていったほうが無難です。
ここの尾根は落葉した後は眺望もあってけっこう楽しい道筋です。杉やブナの根っこ模様がすさまじい。途中から雪がちらほらと始まり堂平からのルートとの別れ箇所ではけっこうな積雪となっていました。ただ昨年3月26日 に登った時よりは少ないかな。
雪の尾根歩きはなかなか楽しい。雪が悪くないのでノーアイゼンでいける。痩せ尾根からは大山や表尾根が見渡せてなかなかいい感じです。山頂直下の木道もいい雰囲気。まだ丹沢はシーズン前ですので週末でも空いています。
さくっと山頂1567m。踏み出しから3時間ほどのいい山歩きです。観音様(菩薩様?)も埋まっています。神奈川県の最高峰蛭ヶ岳は見えていますが富士山は駄目でした。山頂でカップラーメンを食べて満足の巻。
登りはアイゼンなしでいけましたが帰りは簡易スパイクを試してみます。LOGOSの製品はスパイクピンが簡単に吹っ飛んで 山では使い物にならなかったけどこれはどうかな。昨年セシールのカタログショッピングでカミサンに買ってもらったものです。今年のモデルはもっとごつい 。
結果は良好。下山時のスリップ予防に滑り止めが欲しい程度の用途にはもってこいです。木道へのダメージも最小限で済みますし脱ぎ履きも簡単。いけますよこれ。
ただし念のために6本爪程度のアイゼンはザックに入れておなけばなりませんがね。
帰りの林道を歩きながら考えました。あれこれ考えても始まらないこともある。いま自分は取るべき最良のことをやっているんだと自信を持つことも必要かも。自らの保身を考えるが故の茶番に終始するこの国の議員さんや首長さんを見るにつけ、堂々と生きることの難しさも感じます。反面教師は周囲にいくらでもいる。自分が今為すべきことを為す。基本はそこかも。
山はいろいろなことを教えてくれます。私にとって山はアドバイザーなのかもです。
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