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2017年5月27日 (土)

聲の形 こえのかたち

Ijime1重いストーリーです
  

でもそこにあるものは・・・
  

 

  
肩をざっくり切ったのでほんのちょっと安静にしていなければならない。在宅でできる仕事を持って帰ってきてはいるが、ずっとそんなことをやっているとかえって気が滅入ってしまう。そこでビデオ屋さんで映画のディスクを何枚か借りて気分をリフレッシュと考えるわけです。

目についたのがアニメーション映画 聲の形 、昨年9月に封切られ先日ディスクがリリースされたばかり。松竹の京都アニメーション制作映画はなかなかマイナーらしく、全国の単館系映画館でしか上映しないため、我が市の映画館にはついぞ来たことがない。おっさんがアニメ観るのに遠路隣街の映画館まで出向くってのもちょっとはばかるものがある。興味のある作品はディスク盤のお世話になるってのが常であります。

Movie

甘い青春ラブストーリーとは無縁の出だしから重い映画です。小学生の聴覚障がい者に対する陰湿ないじめから始まる。感動の最終章を迎えるためには、このしょっぱなの30分から目をそらせることはできないのです。善悪の判断が未熟な形成期の小学生。直接的、間接的、無関心的といろいろなスタンスで障がいを持った子をいじめる子供らの中に、自分が同じ年頃だったときの姿を重ねるのはそう難しいことではないかもしれません。

ネタバレになるといけないので多くは語りませんがいい映画です。行いは因果応報、結局は自分にはね返ってくる。コミニュケーションとディスコミニュケーションを重ねてながら聲の形を知ることもできる。この作品はティーンにもぜひ見てもらいたいなぁ。

東映が道徳教育用に作った実写版 もあるようだ。ただお上が監修したものなので描写がソフトすぎる。劇場版の映画を教育現場で流すのは難しいのかもしれないが、実写版より2時間物のこのアニメを見てもらう方が教育効果は10倍くらい高いのではと思う。

京都アニメーションえらい。ジブリなどとは違ったトレンドを持つ日本が誇るアニメーション制作会社だと納得。冒頭から心折れそうになるけど、その後物静かに心を掴んでくる心理描写にはなかなかのものがある。”けいおん”や”劇場版・響け!ユーフォニアム”を作った山田尚子監督の深さを再認識。

この作品は忘れたいと思っていることを思い起こさせ、忘れてはいけないことを教えてくれる、そんな映画だと感じましたです。

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