北アルプス乗鞍岳を登る
週末に北アルプスへ行ってきました。ここのところよく行くなぁ。よく行くためにちょっとお家でも風当たりが強い。そんな時には金庫番の奥方様も誘ってオルグしてしまうのがよい。どうせなら善行の貯金も兼ねて高いお山が効果的。もでも彼女でも登れる3000m峰っていったら・・・もうここしかないんですよね。
乗鞍岳3026m、2700mの畳平までバスで連れていってくれる。そこから山頂までの標高差はわずかに300m。高尾山に登れる君だったら全然大丈夫だ・・・と持ち上げてお連れしました。
ここの畳平レストハウスでツキノワグマが籠城して 駆除されたみたいな話が昔にありました。こんな高山で森林限界を超えていて身を隠すものもないこんなところまでよく熊が登ってきたものです。
畳平まで往復2500円/人のコストを投下します。天気が良くないとちょっともったいない金額。運良ければライチョウにも会えるはずなのだが・・・そこかしこに飛んでいるのはホシガラス。残念ながらライチョウの姿はありませんでした。
このホシガラス、なかなか愛嬌のある顔立ちをしている。冬場はもっと標高の低いところへ降りていくのでしょうね。
北アルプスでは標高2000mを超えるともうすでに紅葉が始まっています。尾根筋を歩いていると景色がきれいに飛び込んでくる。穂高連峰や槍ヶ岳 が間近に拝められるのも北アルプスならではです。槍はここからだとあまり恰好良くありませんな。
週末なので山頂直下は大渋滞。これが山頂の碑と記念写真を撮る渋滞なんですよね。大した木碑じゃないんですがやはり皆さん3000m登頂の祈念写真が欲しいのでしょうね。一瞬人が引いた隙にパチリ。狭い山頂は大混雑なのでさっさと下ります。
カミサンもがんばって登ってきました。生まれて初めての3000m登山ですからいい記念になったことでしょう。父ちゃんの趣味をちったぁご理解いただけたかな?
ここのところ試行錯誤 を繰り返していたスマホのGPSですが、今回はきれいにログを残してくれました。やはりこうでなくっちゃいけません。色々と試しながら私にとってのベスト設定を詰めようと思います。
お手軽なお山ですがちゃんと3000mしていましたよ。山頂直下では霜柱も立っていました。雪の季節も遠くないようですね。
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乗鞍岳はそんな風に行けるんですか!知らなんだ!
山は見るもの、な私としてはそれなら行けそう^^;
妻もなんだかんだで登るのは苦手ですから、いいかもしれかせんね。
でも、この景色。手段は別として、楽しめるなら行くかなあ。11月は既に冬山状態かな?
途中の五の池。寄れるのでしょうかね。
GPSログは綺麗で、これなら満足ですね。
やはりほぼ真実の記録はやはり欲しいですよ。
投稿: ノブ | 2017年10月 1日 (日) 21時37分
ノブさん、
多分乗鞍岳は日本一楽に登れる3000m峰だと思います。標高差300m、3時間あれば登って降りてこられます。でもそこは北アルプス、壮大な景色と厳しい自然環境が同居しております。
松本あたりに宿を取って、その日のうちに登って降りてくることもできますので、奥様と散策がてら出掛けてみるのもいいかもですよ。
バスが10月末までですので紅葉真っ盛りの10月半ばまでが旬のようです。下界と山頂では気温が18度も差がありますので、下界が涼しいくらいの陽気ではここは軽く氷点下となります。お出掛けの際は暖かくしてどうぞ。
登山道近辺に池がいくつかありますが、多くは飲料水に供しているとのことでその保全のために立ち入り禁止となっているようですよ。
GPSのログを見ると往路と復路がぴったり一致しています。なかなかの測位精度を発揮してくれました。次は消費電力のチューンをしていきます。なかなかいじくりがいのある機械のようです。
投稿: Fiby | 2017年10月 1日 (日) 23時46分