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2017年10月 2日 (月)

旧開智学校に教育を見る

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教育の歴史に触れてきました
 

地方だからこそできる教育もあったのですね
 

 

 
長野県松本市の松本城にほど近いところにある旧開智学校 。今では学校教育の歴史を留める記念館として存在しています。なかなか洒落た洋風建築ですね。
学生時代に教職を志したものの教育原理を履修してその後挫折。当時の中学1級、高校2級の教員免状は夢と消えた。その後サラリーマンと化した単細胞のわたくしもおっさんとなり、若手に対し自らが得たものを引き渡していく必要もあり、他人様へ効果的にモノを教えるという難題に頭を悩ますこともしばしば。教え与えるとは決して生易しいものではないということを最近身をもって感じております。

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屋内の展示物は見ごたえがあります。一校制などの地方都市だからこそ実現できた教育理念もあったかと思う。惜しむらくは戦中における尋常小学校時代の軍国教育史があまり紹介されてなかったこと。その点は残念に感じました。

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展示物のひとつに左のようなパネルが・・・

昭和2年に語られたこの言葉の本筋を当時の日本の指導者がしっかりと理解をしていたのなら、日本中を戦火に巻き込んだあの戦争を避けて通ることができたかもしれない。
なかなか世の中思った通りにはならないものです。

さて感慨深く見学しての帰り際、片隅にあったお土産コーナーが目につきました。
日本の伝統的おもちゃの数々、子供大人を問わずお土産にはもってこいですよぉと英語で紹介されている。

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Traditionalと書くと響きがかっこいいですが、現在に渡って伝承されているものであると外人には解釈されてしまう。日本の子供たちはまだこんなもので遊んでいるのかと誤解を与えてしまう可能性がある。Past of toys(昔のおもちゃ)とかReprinted toys(復刻版おもちゃ)とか書くべき。
こんな英語の単語ひとつをとっても、ものの本質を人に正しく伝えるのってほんとに難しいです。教育者の苦労が分かる気がしますね。少なくとも私向きの職業ではないということだけは明らか。

若手の方々には少々物足りないかもしれませんが、おっさん以上の方にはお勧めしたい展示館でありました。松本市へお立ち寄りの際はのぞいてみてはいかがでしょうか。

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