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2017年11月20日 (月)

鴨来る

Karug_2
二年ぶりのご来訪です
  

やっぱりうれしいですね
  

 

  
今期の本県における狩猟環境は鳥に限ってはここ数年の流れを汲んでいる感があります。要は組する相手がいないということ。キジバトの姿は昨年にも増してほんとに減りました。姿を見ることすら稀。そのうちに保護鳥になってしまうのではと思うくらいです。ニホンキジなどは鳴き声すら聞こえない。ヒヨドリでさえ飛ぶのは日の出から1時間だけ。相手が居ないのではけんかになりません。

Jibie

でもこんなことでめげてはいけない。私の腕には我が家の豊かな食卓が掛かっている。往復100Km以上の道のりを越え、何度空振りしてでも“ここ”と決めている巡回ルートは欠かさず覗かなければいけないのであります。

調子の良い時期は猟期初っ端だけは鴨が獲れていました。まだ追われる前の個体は警戒感が薄く狙いやすい。これが猟期1ヶ月も過ぎると禁猟区に張り付いてテコでも出てこないという状況になる。これが昨シーズンは最初からまったくのお留守状態で結局鴨は一羽も我が家の冷凍庫を訪れてはくれませんでした。

Hiyohiyo

朝ヒヨドリを5羽落として照準確認して長年掛けて目星をつけてきた場所をぐるぐると巡回します。手間と時間の掛かる作業です。
狩猟免許を取得してからの教訓。ともかく足繁く通うこと。獲物の方からやってきてくれる訳でもなし。こちらから会いにいかないといけないんですな。

実数を積み重ねることによって虚数は有理数になるのだという信念の元、めげずに回っていると運命の女神は時としてわたくしのような者にも微笑むことがあるのであります。

Kamo2_2

Mukimi

Sunagimo

速射でカルガモを2羽いただきました。当年ものではなく成鳥のようでまるまるとしています。砂肝もでかい。猟期初回をつぶして照準調整に費やしたのは正解だったかも。うまい具合に胸肉も無傷で猟期前半の目標は達成。やっぱりこのブログには鴨が無いと始まりません。

鴨肉は数日冷蔵庫で落ち着かせた後に冷凍して年末の食材用に。ヒヨと砂肝は焼いて食べちゃいます。今回はクサミ抜きにみりんみたいな塩こうじを使ってみました。米麹が入っていないとなんだかそれっぽくないですが、そもそもみりんも麹菌を使った兄弟みたいなものなので大差ないのかもしれませんね。塩こうじから上げたら秘伝のタレに漬けこんで明日のおかずです。

ジビエはこの時期限定のお楽しみ。自然の恵みに感謝いたします。

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コメント

今期初カモおめでとうございます!!そして、カモ羨ましいです(о´∀`о)僕は登録はしたものの用事があって中々出猟できずにSNS等で見てモヤモヤした毎日を送ってます(*_*)
僕も早く美味しい鳥を食べたいです(*´-`)

質問なんですが、僕は相談できる人はいるんですが師匠的な人がおらずほぼ独自におこなってるんですがヒヨドリとか捌き方、食べ方の参考書みたいな物ってあったりするんでしょうか?
狩猟読本とかネットだと肝心なところが薄いん…。

もし、あれば教えてもらえると助かります

カンチさん、

ありがとうございます。今期は11月末までに鴨が獲れたのでまずは安泰です。例年では12月に入るともうほとんど鴨はだめなので欲張らないようにしたいと思います。

なかなかお忙しいようですが早く出猟できるといいですね。ヒヨは寒くなってくると脂を胸に蓄えて美味しくなっていきますよ。

> ヒヨドリとか捌き方、食べ方の参考書みたいな物ってあったりするんでしょうか?

そのものずばりを解説している本などはあるのかな。私は試行錯誤しながらやってきたので全て自己流で、人様に教えるような技があるわけでもないですが、このブログでも以下の記事などは書いています。
http://kamon.way-nifty.com/fiby/2013/01/post-6daa.html

上記の記事にヒヨドリを剥いた画像もありますが、こんな風に綺麗に剥くとけっこうな時間が取られますので特別な目的がなければヒヨだったら胸肉だけカットしてあげればいいのではと思います。

捕獲したヒヨドリの首下から肛門までの胸肉部分の羽をむしります。次にキッチン鋏で胸肉を本体から切り取ります。その際胸肉をしっかり残すために多少モツ部分も一緒に切り取ってもかまいません。ハツなどは私は捨ててしまいますが、砂肝は小さくとも焼くとなかなかのお味ですよ。

胸肉が分離できたらやはりキッチン鋏で胸肉裏にへばり付いている横隔膜のような骨をできるだけ胸肉を痛めないように切り取ります。胸肉中心にはササミが少ないですがあります。沢山獲れたときにはこのササミだけでも美味しいですよ。

捕獲したらお家にそのままもって帰らずに小川を見つけておいてそこで水洗いしながら剥くといいです。残滓も河原に埋めて処分しやすいです。

持って帰ってきた胸肉はキッチンタオルに乗せて冷蔵庫で一晩でも二晩でもいいですから寝かせて下さい。かならず血が降りてきます。これをやらないとレバー臭いお肉になってしまい美味しくありません。

余裕があるならその後塩麹に数時間から一晩置いてクサミを抜きます。これで完璧です。

私は上記のような方法で美味しくヒヨドリの焼き鳥をいただいておりますが、あくまで自己流のため誤っているかもしれませんし、もっといい方法もあるかもしれません。あくまでご参考まで。

カンチさんも今猟期にいっぱい獲れますよう祈念いたしております。

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