桜の時期の鍋割山
頭を冷やしに山登りをしてきました。神奈川県は丹沢山塊、鍋割山1272m。まぁメシは名物の鍋焼きうどんを山荘で貰えばいいやと軽装で出掛けます。
麓の登山道始点には県が設置した塩が置いてあります。山ビルを見つけたら塩を掛けて成仏させてやれということなのですが、登山者が山ビルを見つける時というのは食われた時なんですよね。ビルは血を吸うと一年生きて100倍に増えるといいます。食われても100倍に増やさないように始末しておけということなのですな。
今ぐらいはまだ山ビルの活動期には入っていないので安心ですが、塩より忌諱剤を分けてもらった方がどちらかと言えばいいかな。
私が上の雪道を進んでいた頃、八ヶ岳山系阿弥陀岳では7人のパーティが滑落して3人が不幸にも亡くなったとのこと。事故があった阿弥陀岳は夏場に下山のためにルートをたどったことがありますが険しいお山でした。その際に撮った阿弥陀岳の画像がこちら 。雪が付いているとさらに難易度の高いお山となる。わたくしも自戒の念を新たにしました。
標高1000mを超えると登山道も雪景色と変わります。朝一番は凍っていて危なっかしい場面もありますが、この位ならノーアイゼンで行けます。踏み出しから2時間ほどで山頂へ。
山頂からは富士山が綺麗でした。ズームして見てみると富士山頂は強風が吹き荒れていますね。この時期の富士山は私あたりはごめんなさいです。まだ命が惜しい年頃なもので。
ここで大誤算。せっせと歩いて山頂へは早くに着きすぎてしまい、山荘での鍋焼きうどんの営業が始まる午前9時30分は1時間も先の話。ここはさくっと諦めて下山することにしました。時間も早いし下山後に金時山の麓にあるあしがらの湯へ立ち寄ってみます。
温泉施設の前では満開の桜と富士山のコラボレーション。こりゃなかなかいい感じ。期せずして花見まで楽しめました。こちらは富士山の南面になる。鍋割山から見た富士山との違いが分かりますかな?
富士山づくしの日曜日でした。日本人的に富士と桜は定番ですねぃ。
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青空と桜と富士山
春満開って感じですね。
こちらは、やっと春の訪れで、まだタイヤを変えていません。
来週位にはタイヤを変えようと思うのですが、山はまだ残雪が多いんですよね。
ヒルの塩は駆除用では無く、衣服の隙間など侵入しやすい、袖やズボンと靴の隙間や襟等に塗って自分の身を守れって事だと思います。
ヒルの居る山には入りたくありません。
それほど、嫌な思い出が有ります。
投稿: 花の五六八 | 2018年3月28日 (水) 19時51分
花の五六八さん、
いやぁ今年の春は大雪だった割には訪れが早く感じます。まだスノータイヤですか。私なんぞ3月初旬にはもう夏タイヤに替えてしまいましたよ。
さすがに当地では雪が残っているのは1000m以上の山の上だけですが、そちらはまだまだ残雪がありそうですね。その意味ではタイヤの替え時って難しいですね。
塩は護身用の用途もあるのでしょうか。登山者が塩を足回りの衣類やお肌にすり込むってけっこう大変そうです。靴下や靴に忌諱剤を吹きかけておいても山ビルは食いついてきていましたから、衣類も塩漬けにするくらいの勢いが必要かもですね。
昔は忌諱剤なんていう便利なものは無くて塩に頼らなければならなかったのでしょうね。ヒルも耐性が高くなっているようで、なかなか手ごわくなっているように見受けます。
ヒルがらみでは楽しい思い出はやはりないですよね。私も過去何百匹ヒルの子供を作ってしまったかわからないくらいです。せめて食われても増やさないぜみたいな覚悟でヒルシーズンのお山には入りたいと思います。
投稿: Fiby | 2018年3月28日 (水) 22時08分