4月の富士登山 2018 (偵察編)
静岡県側の富士山五合目に通じる各取り付け道路は4月27日に開通しました。厳冬期の富士山には登るスキルのない軟弱者の私あたりには嬉しい富士登山シーズンの到来です。それに先駆けて先日様子を見に登ってみました。
所要があって踏み出しは昼の12時、遅いので3時間登ったらどこであっても戻ると心に決めて水ヶ塚駐車場に車を置いてスタートします。富士山がきれいに見えていますが目標と決めた宝永火口ははるかにとほい・・・
富士山の正式登山シーズンである7月8月にはごったがえす水ヶ塚駐車場も車は無くて閑散としたもの。のんびりと歩けそうです。ここは標高で1450mですから宝永火口までは標高差で1000mくらいは登らないといけません。せっせと歩みを進めると苔むした倒木や雪渓の残りが目を楽しませてくれます。
御殿庭と呼ばれる樹林帯を越え、三合五勺を過ぎると森林限界を越えます。ほどなくして目標とした宝永第二火口縁の富士四合目に到着。きっかり踏み出しから3時間掛かりました。このルートは過去何度か訪れていますが、宝永火口の三つを綺麗に見えたのも初めてでちょっとうれしい。
ここで標高2460m、富士宮口五合目駐車場と同じ高さです。富士山の何合目ってほんとにあてになりません。六合目までは雪もまばら、こりゃ今年も4月の山頂を狙うかなと欲が出てきました。
行きは3時間帰りは1時間半で戻りました。いい山登りでしたね。富士山に変形をもたらした宝永火口は近くで見るとなかなか興味深いです。3つあるって知っている人も少ないんじゃないかな。興味の尽きない富士山です。
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