宮沢賢治を訪ねて
宮沢賢治 は言わずと知れた岩手県花巻が輩出した童話作家であります。多くの人に幼少の頃の課題図書で彼の著作を読んで読書感想文を書かされた思い出があることでしょう。
私の場合はこれ、よだかの星でした。幼な心にも突き刺さるような矢を撃たれた気がしましたね。彼の童話も今では多くのアニメ作品 となり身近に見られるようになってきましたが、やはり活字とイラストからくるインパクトはより大きく感じます。
ここ花巻市には宮沢賢治に関わる展示施設がいくつかある。彼の歴史的年譜をたどる宮沢賢治記念館。その近くにイメージを具現化した童話館というのもある。どちらも感性をくすぐるものがありました。
博物館は撮影禁止ですが童話館はOK。賢治のイメージを膨らませるには童話館の方がいいかも。よく作ってあるなと感じました。
宮沢賢治作品の中でもお気に入りは注文の多い料理店。これは2人のにわかハンターが懲らしめられる物語というところが好き。この料理店は注文が多くて繁盛しているということではなくて、ご飯を食べるまでに色々と店側から注文を付けられるというところから来ているのですよ。物語を時系列順に並べてあるセリフ付きのジオラマがとっても楽しくできていました。
多くの著作を世に残して、賢治は当時の不治の病である結核にて1933年に没しました。没後85年が経った今でも彼の感性は脈々と私たちの心の隅に流れているものと思います。
我が家から片道600Kmを飛ばして訪れたイーハトーブの地は、彼の言う理想郷そのものでありました。
天ぷらそばも美味かったし・・・(^_^;)
« 東北B級グルメ旅 | トップページ | 安達太良山登山 百名山41座目 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 松本市 山と自然博物館(2024.12.11)
- 寸志で入れる雨飾高原露天風呂(2024.08.07)
- 銀山温泉と鳴子温泉(2024.04.25)
- 20年ぶりに神戸(2024.02.25)
- 春は梅(2024.02.15)
コメント