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2018年8月26日 (日)

第29回神奈川県マーチングコンテスト 2018

Marcon2018
今年は例年にないハイレベル
  

なかなか見応えがありました
 

今年もマーチングコンテスト神奈川県大会を見る機会を得ました。毎年残暑厳しい8月の末に開催なのですが、8月26日の当地小田原市の最高気温は34.8度。入場前の行列待ちでぶっ倒れそうになるくらいの陽気でした。

今年はコンテスト主幹団体の西湘支部が粋な計らいをしてくれて、いつもは開場前には入れてくれないエントランスホールに開場の一時間半前に列を導いてくれた。これは我が子の出番をいい席で観たいと炎天下を朝早くから並んでいる親御さんたちには歓迎されたことでしょう。

第17回小学校バンドフェスティバルは今年もエントリーが無く開催されませんでした。参加が無く流れてしまっても毎年”第xx回”という番号は増えていくんですよね。実態が無いのに次回に回数が増えていくのに一抹の矛盾を感じますがそういうものなのでしょうかね。

さて今年は規定をこなすA部門に11校、何でもありのB部門に5校と全16校。昨年よりB部門で1校減りましたが残る顔ぶれは昨年と同じです。内容も昨年と同程度と思いきや、良い意味で期待を裏切られました。どこの学校をとっても完成度が高い。皆かなりのハイレベルに仕上げてきていました。これは一昨年と同じく銅賞が無かったことでもわかる。
私も素人採点をさせてもらいましたが16校のうち11校は審査員評価と同じでした。やはりうまいバンドは誰が評価してもうまいのでしょうね。

今年気になったのは撮影禁止アナウンスのしつこさ。開催宣言時の神奈川吹連西湘支部長の挨拶でも念押ししていましたが、過去に大問題になったのかそれとも公式記録DVD(6000円)を売りたいのか理由はわかりませんが、まぁ耳障りなくらい放送されていた。

京都府吹奏楽連盟主催の京都府マーチングコンテストでは三脚は禁止だが動画撮影、写真撮影共に。この差はどこからくるのでしょうかね。県大会くらいまでは公式に許可して親御さんに我が子の晴れ姿を撮影させてあげたってバチは当たらないよ、などと考えてはいけないのですかねぇ。

以下感想をほんの少しだけ・・・

小田原市立泉中学校
ラテン風の楽曲の6名のバッテリーがよく動いていました。マーチングチューバが存在感を示していましたね。中学生とはいえ高度なマニューバリングを組み合わせてきて立派。金賞を得て東関東大会へ進みました。

横浜市立港中学校
何でもありのB部門でも一番派手でした。ピット楽器はてんこ盛り。007やメリーポピンズのテーマをうまくからめていました。途中で上着の前を開放してカラーTシャツを見せるビジュアルな演出はM協(日本マーチングバンド協会)風とはいえエンターテェイメントとしてはとても面白い。朝日新聞社賞を貰っていました。

川崎市立金程中学校
元気な礼から入ってきましたよ。周回の列はとても正確で練習を重ねた結果と見て取れます。ピッコロが気持ちよく響いていました。トロンボーンが惜しいところで外しましたがものともせず金賞を受賞。やはり勢いがありますね。

東海大学付属相模高校中等部
東海大相模は中学、高校と規定ありのA部門に今年も2つ繰り出してきた。ユニホームも差別化してしっかり主張していました。頭数的には高校バンドの約半数の編成だけどレミゼラブルはいいテーマです。ドラムメジャーのバトン捌きに初々しさを感じる。兄貴に負けず来年もがんばれ。

鎌倉市立手広中学校
今回参加校で最も少ない16名の編成での出場。それでもB部門に流れることなくきっちり規定をこなす姿に感心しました。人数が少ないと楽器のごまかしが効かないしポイントがずれるとすごく目立つもの。でも16人一体となって演技する姿はすばらしいと感じました。結果は銀だったけどもう一声行きたかったですね。

秦野市立西中学校
外周曲にあえて連符が続く難しい曲を持ってきて演奏技術をアピール。トランペットはよく響いていました。列もきれいでドラムメジャーのバトン捌きもアグレッシブでなかなかでした。

東海大学付属相模高等学校
中等部のドラムメジャーはスカートでしたが兄貴分(姉御)のこちらはパンツルック。主張を感じます。80名のフル編成ですがそれ以上いるように感じさせる圧倒的音圧はさすが。今年は外周曲を変えてきました。8名のシンバル隊も花を添えていましたよ。南関東地区での申し合わせにより規定の中でカラーガードを認めていないのでシンバル隊はシンバルを手具としてその役割も担います。
本校はやはり吹連神奈川のマーチングでは不動の一番バッター。4年連続となる朝日新聞社賞をもらっていました。

大西学園中高等学校
昨年と打って変わって動く動く。スピードを加えてきました。40名ほどとは思えない音圧は相変わらず。昨年はシングをやってくれましたが今年はシングのステップをリスペクトして楽曲を変えてきました。なかなかうまい構成でしたよ。なんと昨年と同じくドラムメジャーが終了間際にメジャーバトンを落としてしまい、フィニッシュの敬礼でも動揺しているのが見て取れましたが、そんな小さなミスはものともしないで金賞を受賞。総合力の勝利ですね。

                         ************

どの学校も感動するくらい上手でした。遠路見に行った甲斐があるってものです。
今年は高校の部では東海大学付属相模高等学校と県立小田原東高等学校が次段の東関東大会へと駒を進めた。その東関東の常勝校である千葉県勢高校3校のうちの一角が先日終わった千葉大会にて崩れた。今年は神奈川県勢にとっては敵失がらみとはいえ全国大会へ抜ける千載一遇のチャンスでもある。ぜひ頑張ってもらいたいなぁ。

私が大阪城ホール へ出向く理由を作っていただくためにも・・・

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コメント

>今年気になったのは撮影禁止アナウンスのしつこさ
>まぁ耳障りなくらい放送されていた
>公式に許可して親御さんに我が子の晴れ姿を撮影させてあげたってバチは当たらないよ、などと考えてはいけないのですかねぇ。
それなら関係者に限って事前に許可を取らせるなり大会関係者が撮った映像を後で親御さんに渡せばいい
あまつさえ関係のない人間に撮影されその後勝手にインターネット等に載せられる等の行為が平然とされているのですから当然の措置です
耳障りなのは撮影で発生する音のほうでしょう
撮影を認めれば演奏中にピロリンピロリンカシャカシャならされこの場のために一生懸命努力してきた子たちの演奏を妨害する自分勝手な人が現れるのは目に見えています

コメントありがとうございます。
ご意見を整理してお話をさせて下さい。

> それなら関係者に限って事前に許可を取らせるなり大会関係者が撮った映像を後で親御さんに渡せばいい

これは公式記録DVDとして本大会では6000円にて現地にて販売しておりましたのでそれが該当するかと思います。ただ、地方大会の観客は学校関係者の他は出演者のご家族、親類縁者といった方がほとんどのようで、私のような門外漢は極めて少数派。我が子の出演順が終わると席を立ってしまう方が多いことでもわかります。
ですからそんな親御さん達に我が子の晴れ姿だけでも撮影させてあげていいのではというのがそもそもの私の軟弱な発想です。

> あまつさえ関係のない人間に撮影されその後勝手にインターネット等に載せられる等の行為が平然とされているのですから当然の措置です

先に申し上げておきますが私には著作権、肖像権等の法律的部分は専門的解釈ができる十分な知識がありません。許可が無いのに撮るのは盗撮ですが、許可の元で撮影された映像がインターネットの動画サイトに投稿されること自体が違法で迷惑千万な行為であるという普遍的な共通認識を、皆が共有しているかという点については違法であるかどうかの判断を含めて若干疑問が残ります。

貴殿の言うところの「当然の処置」を行っていないのが京都府吹連です。昨日9月9日に撮影可である京都府マーチングコンテストが行われましたが、さっそくYouTubeには多くの動画がアップされて様子を知りたい者にとっては大変ありがたい状況ではあります。「当然の処置」をせずとも京都府吹連は毎年ちゃんとマーチングコンテストが成功裏に終わっている。京都府で出来る理由は何でなのかなと素朴な疑問を感じるところではあります。

> 撮影を認めれば演奏中にピロリンピロリンカシャカシャならされこの場のために一生懸命努力してきた子たちの演奏を妨害する自分勝手な人が現れるのは目に見えています

私の目にはそうは見えません。神奈川県大会の会場には何度も足を運んでいますが、観客席は二階席以上に設置され演技フロアとはセパレートされており適切な距離感が観客席との間で保たれています。フィールド演奏のように同一フロアにおいて観客が演技者に正対する訳ではありません。神奈川県の会場は京都府大会のそれとレイアウト的には非常に酷似した体育館であります。
「演奏を妨害する自分勝手な人が現れる」ことが無かったか、さらにはシャッター音が演技に影響を及ぼすことが無かったが故に京都府では毎年撮影可でコンテストが実施できているのでしょう。

規則は規則です。仮に矛盾や疑問があったとしても主催者が定めた規則には従うことが観客として演技を見させてもらう者の基本的な義務であり責務です。これについてはなんらの異論をも挟む余地はありません。

しかしながら本大会において結果発表の直前に全参加団体が演技フロアに集まり体育座りをしている際、学校関係者とおぼしき方が同じフロアの演技者の近くでスマホで撮影をしておりました。それを見た私の後ろに座っていた観客が「もう撮ってもいいんだ」とカシャカシャ撮影を始めてしまったという事実があります。

あれだけ散々撮影禁止スマホ禁止と場内アナウンスをしていて関係者には規則が徹底できていなかったとはある意味なさけない話です。こんな状況であっては観客にはお上の決めたことに黙って従えとは言いにくくはないかと現場で案じていました。

「当然の処置」という固定観念。「目に見えるよう」だという先入観。これらをもっと柔軟に発想することにより、より良い違った状況を創造することはできないでしょうか。
重ねて申し上げます。京都府では出来ていることです。京都で出来て神奈川で出来ないことはないと思うのです。
ただしこれとて出演全団体との申し合わせの中で撮影可が合意できているという前提はあるでしょうね。物理的状況の中でこの合意形成が一番難儀であるような気がします。

規則規則で臭いものに蓋をするのは簡単です。でも蓋から臭いは大なり小なり漏れてくる。もし臭いを良い香りに変えることができるならば蓋が無くとも皆が受け入れてくれるかもしれない。そんな発想があってもいいのではないかと思うのです。

以上私見を申し上げました。長文になり申し訳ありません。

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