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2018年12月26日 (水)

東京農業大学ホワイトウインドオーケストラ

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第20回定期演奏会を見てきました
  

晴れがましい学生さんたちの演奏に感激

12月24日クリスマスイブ、神奈川県厚木市で開催されたホワイトウィンドオーケストラの定期演奏会 です。以前はクリスマスコンサートと呼ばれていましたが、定期的にクリスマスにやっているんだからと定演になったのかな。定演といえば演ずる皆さんにとっては最高の晴れ舞台となる。開演前から期待が高まります。

今年は娘がOGとして出演するという。しかもちょい役ではなく三部構成のうち第三部全部がOB/OGで編成するバンドの幕になるのだとのこと。正直なところ現役生にとってクラブの卒業生はポジティブ/ネガティブの両極面があると思う。現役生の主体性を発揮する際に歴代の卒業生たちが培ってきた伝統は時として足かせになる。しかしここのクラブは実にリベラルだ。彼らのために定演の一幕を用意してしまうという太っ腹。20回の記念演奏会という理由もあるそうですがすばらしいじゃないっすか。

第一部から見ていけばよく分かる。現役生の演奏技術が劣りOB/OGに頼るなんていうことでは決してない。娘には悪いが彼女が所属していた当時と比べて今の現役生の方がその腕前は上回る。構成も巧みで3時間の長丁場をまったく飽きさせない。さすが大学生ともなると吹奏楽も聴かせるだけではないなと感心します。ちなみに部の名称であるホワイトウィンドの白とは農大名物大根の白をイメージしているのだとか・・・Daikon2
第一部は現役生によるトラディショナルな吹奏楽曲、第二部はアニメや映画の挿入曲、第三部はOB/OGによるノンセクションという内容。最後はいつものアレで締めてくれます。

観客動員数は500余名だというが中型のホールがしっかり埋まってみえる入場者数。これも立派なものだ。学生吹奏楽のコンサートのお客さんって、一部の有名校を除いて実のところ御家族親類縁者もしくは関係者がほとんどっていう現実があるのではと思う。この演奏会はすでに厚木市のクリスマス年中行事として定着した感もある。少なくとも娘が現役だった当時より今は圧倒的に観客数が増えているのは間違いのないところ。

フラッシュを伴わない撮影は許可されていました。定演で一般撮影可って珍しいかもしれませんが、私は決して方向性は間違っていないと感じる。このような楽しいコンサートの思い出を記憶に留めるため、演者や他の観客に迷惑にならずに撮影すること自体は許されてもいいのではと思う。商業利用するわけでもないですしね。
すいません、肖像権や著作権等の法律的解釈は良く分からずに言っております。

学指揮の皆さんもがんばっていましたよ。演奏するテーマに合わせたコスプレも楽しい。コナン君や銀河鉄道999の車掌さん、スイングガールズのジャズ挿入曲ではセーラー服で登場などなかなか見せてくれました。けれどもやはり圧巻は講師として指導されている佐藤英和さんの指揮姿。正確無比にしてダイナミック。耳は演奏を聴いてはいるが目は指揮者にくぎ付けになってしまうほどの圧倒的存在感がある。

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以下は第三部OBOGのステージでの動画、私の大好きなFusionバンドT-SQUAREのOMENS of LOVEっていう曲です。最初に謝っておきます。コンバスとパーカスのパートが画面上切れてしまっていますがご容赦を。パーカッションの皆さんなんてノリノリでしたよ。編成はOB/OGを主体とする96人の頭数。この曲、しょっぱなのイントロ部はブレスの皆さんにとっては泣かせどころ。皆社会人となり練習に十分な時間をさくことができない環境下にあって、難しい曲をよくここまで仕上げてきたと思います。佐藤さんのダイナミックな指揮にも注目。

最後はいつもアレで締め。ルロイ・アンダーソンのそりすべりです。定演がクリコンと呼ばれていた当時から最後はこの曲 と決まっています。これこそ変わらない農大ホワイトウインドオーケストラの伝統。イントロで鈴の音がリンリンと鳴り始めると、あぁもう終わっちまうのかぁと感慨無量。指揮の佐藤さんがサンタコスプレするのも毎度おなじみですね。今年は電飾ツリー君も共演して盛り上げます。わけのわからんお面もいるぞ。

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前の曲スタートレックのテーマでは聞かせどころのトランペットで楽器の調子が悪くてちょっと外しちゃったOB氏も、そりすべりのエンド、トナカイのいななきでばっちりと決めてくれました。

いやぁ、楽しい演奏会でした。アンコールを3曲もやってくれてもう満足の巻。定演なのに入場無料でこんなに質の高いコンサートが見られる厚木市民の方々は幸せです。ご近所の方はぜひ来年足を運ばれることをお勧めいたします。

後日談: トランペットの不調に泣いたOB氏ですが、本番中に移動の際、トランペットをチューブラーベルにぶつけてほんとに壊れてしまっていたのだそうな。逆に壊れた楽器であれだけハイトーンを吹けていたのはさすがというべきか。またそりすべりは毎年同じ終わりじゃつまらんとここ近年の定演ではやっていなかったのだとのこと。久々の復活であったそうです。失礼しました。

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