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2019年4月23日 (火)

富士山の不思議

Fuji_sora

今回は謎の答えに迫ります

意外にわからないことってあるものですね

421日に登った富士山はまだまだ雪の中でした。1年を通して色々な顔を持つ富士山ですが、富士と言えば上のイラストのように雪帽子を被った姿が印象的ですよね。夏から初秋に掛けては雪が消えますのでモノトーンとなりますが、それ以外の季節は富士山らしい姿を私たちに見せてくれます。

 でもちょっと待ってくださいよ。富士山って上のイラストのように見えることが多くないですか? 関東地方平野部まで雪が積もるような大雪の時には富士山全体が白くなってしまうこともありますが、数日経つと元のデフォルトデザインに戻ってしまいます。これはなにゆえか?

答えは樹林帯の中にありました。

2400

上の画像を見て下さい。富士山のような高い山には森林限界があり、南西に面する富士宮口側から見ると標高2400mほどがそのラインになります。ちなみに北側斜面になる吉田口側ではもう少し限界が低い標高にあります。

森林限界までは常緑の高木(こうぼく)が生い茂り、遠目には地面を覆い隠します。降雪があれば雪はどんどんと木の葉を避けて地面にも降り積もりますが、でも樹林帯の木々のおかげで地面に積もった雪はカモフラージュされてしまうのですな。そんな訳で周囲からは例の7:3の黄金比の富士山姿を長くキープするというわけです。

富士山には何十回となく登っていましたが、こんなことに気が付いたのがつい先日のこと。遠目には森林限界の四合目までは雪などまるで見えていなくても、二合目から先は1m以上の積雪が待ち構えているといったあんばいなのであります。

富士山の雪帽子の黄金比には森林限界線が関わっていた

気が付きませんでしたねぇ。こりゃNHKチコちゃんにネタを提供して、ぼーっと生きてんじゃねぇよと叱ってもらいたいところですなぁ。

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コメント

ありゃ、ぼーっとしてたわ...
隠れて見えないだけってことですね。
裏の丹沢も雪が降るとある一定のラインまで、って感じですよ。
よくわかりませんが500mぐらいなのかな。菜の花台程度です。
雨が降った翌朝の朝日を受けた雪景色の丹沢の山並み。沁みます。
そして西の方には青空をバックにした真っ白な富士山がそこそこの
大きさで見える。
さー今日も頑張るぞ、って気にさせてくれますね。

ノブさん、

そうなんです。たんまりと雪はあっても遠目には見えないってことなんですよね。
丹沢界隈も山頂付近の岩場や草原はよく雪が付くので雪景色の時にはきれいですよね。

菜の花台まで峠道が通じていればとりあえず景色は見られるのでオッケー的な感じはありますね。ボクもあの展望台は好きなんです。

丹沢も富士山もその景色が心にしみる一瞬があります。珍しい風景でもないけど決して日常でもない。お山って計り知れないものがあるのかなと思う時があります。

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