雪も無くなった丹沢山
2019年のお山始めは神奈川県は丹沢山塊のネームマウンテン丹沢山から始めます。雪はあるかなと期待して6本ツメアイゼンとスパイクをザックに仕込んで出かけます。
何度となく登っている丹沢山ですが前回は2018年の2月。久々ではありますがいつ来ても飽きないのは、変化にとんだ登山道と自然の懐感が何とも言えずいいというのがあります。
ほぼ1年ぶりに来てびっくりこいたのは登山道の整備がとっても進んでいたこと。あちらこちらに目新しい木道が新設されておりました。歩きやすくていい反面、自然感が損なわれてなんだか少し違和感もある。まぁ丹沢山は神奈川県で唯一の百名山。近年登山者も増加して安全対策と環境保全のためには必要なことだったのでしょうね。
歩きやすくて天王寺尾根までさくっと登れてしまった。昨年2月末にはたんまりあった雪もさすがに3月末にもなるとかけらもない。ちょっと出遅れてしまったようです。登山道の整備は天王寺尾根の難所、痩せ尾根のところまで及んでいました。
ここは岩場とクサリ場となる崩落地で大きな地震でもひと揺れきたら崩れてしまうのではというほどの危なっかしいところ。スチール製の梯子と木階段で安全にフォローされていました。これなら高齢者や初心者も安心です。ここを越えればあとは楽勝。踏み出しから3時間半ほどで山頂へ・・・
ガスってなにも見えません。この山頂看板の後ろに富士山がいるはずなんですけどもね。雪は無くとも気温は低く、時折ひょうだか雪だかみたいな塊が降ってきます。まだ標高1500mのお山は冬の陽気です。
NHKの朝ドラの最終回完結を祝してまんぷくヌードルで昼ごはん。寒い山頂での暖かいラーメンはやっぱりいいっすね。麺が見えない程の具が入っているのがこのカップ麺のいいところ。やはり元祖の貫録がありますね。朝ドラ効果で売り上げも伸したことでしょう。
おなかも膨らんだら寒いし眺望も無いのでさっさと降ります。帰りは天王寺尾根から本谷川へ向かういつもの閉ループルート。
本谷川林道まで降りてくれば踏み出しの塩水橋はもうすぐ。この本谷川はエメラルドグリーンの流れが美しい。イワナだかヤマメだかのお魚も泳いでいましたよ。丹沢の清流は今だ健在です。
新年事始めの初山登りには標高差1100m、14Kmはちょうどお手頃でした。ジムでなんとかキープしている体もまだまだいけそう。今年は北アルプスの奥穂高岳へ登りたいのです。しっかり準備して体力を作っていかなきゃです。
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