狩猟免許更新講習
3年間の有効期限が満了するので本県の狩猟免許更新講習会に出席してきました。本年は数回ある講習会の機会ですが日曜日開催はこの日だけ。サラリーマンハンター達で満席の盛況でした。
本県においては昨年度誤射等の大きな狩猟に係る事故は無かったようでなによりでした。ただ講師の方がおっしゃっていましたが、「この辺は鉄砲撃つから危ないぞ」と地元の方にどやしつけた例があったそうで、これは明らかにアウト。
どうも銃砲所持のキャリアが長いお年を召した方の中には、誤った選民意識のようなものを持った方がいらっしゃるようで、もめごとの種になるケースがあるようです。自らの立場をしっかり理解し、基本的にやっていいこと、いけないことを常に心に留めておかなくてはいけません。
ハンティングの獲物をゲームと呼ぶような狩猟民族とは違い、農耕民族の日本にあっては狩猟そのものの存在意義を有害鳥獣駆除以外に説明するのは正直言って難しいです。お題目としては上の画像のスクリーンに出ているようなことは言えますが、いいところもの好きな鉄砲持ちが野山に入っていて危ないと思われるのが関の山。
里山の方々にとってハンターなんて皆同じに映ります。ひとりでも地元の方ともめごとを起こすと、他の狩猟者も総じて近づけなくなります。私も初めて入った猟場で「またきたのか」と怒られたことがあります。
自動車の運転免許と同様に、時期が来たら銃砲所持許可も返納すべきでしょうね。まあ私にはもう少し猶予がありそうですがしかるべき時には・・・
基本は良き社会人としての義務と責任を果たすこと。このような趣味はその上でこそ成立しうるものなのかなと思ったりしています。
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