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2019年8月 3日 (土)

北アルプス奥穂高岳登山 2019 その1

Kamikouchi
三歩君の故郷へ

思いかなって北アルプスを再訪します

わたくしの今年までに成し遂げるささやかな目標として、標高が日本で1番目から5番目までのお山はとりあえず登っておこうというものがありました。富士山、北岳、奥穂高岳、間ノ岳、槍ヶ岳ですね。先日に4番目の間ノ岳を登り。残るは3番目の奥穂高岳を残すのみとなっておりました。

奥穂はちょっとだけこだわりがある。コミックや小栗旬主演の劇場版映画(youtube)で有名な「岳」の三歩君の根城でもある。映画で出てきた北アルプスの山々の中でも山頂の石積が特徴的な奥穂高岳は猛烈な存在感を示していた。小さなこだわりだけど、そんなものが300Km以上離れた当地より北アルプスの山奥まで出向いていこうという行動力の糧となるのですな。

やっとのことで関東地方の梅雨が明け、待ってましたとばかりに取って置きの休暇を使って踏み出しとなる上高地へと向かいます。今回は涸沢にテントを張ってベースとし、奥穂高岳をピストンするというシンプルなもの。奥穂のあとにジャンダルムから前穂高岳を廻ってと縦走とかしてみたいものですが欲張りません。っていうかテン泊装備背負って標高3000mの縦走なんてあたしゃできまっしぇん。

KappaKomorebi

車中泊の気安さで起きそびれ二番のバスに乗って上高地に入り、河童橋を横目に見ながら午前6時に上高地を踏み出します。梓川沿いの標高1500mの平たん路は背中の重さをしばし忘れさせてくれるほど気持ちがよい。木漏れ日が避暑地らしくていいですなぁ。

Kijibato_20190803165501

途中ベンチで一服しているとライチョウが・・・なわけないですね。キジバトがドバトのようにうろうろしています。標高2300mの野営場にも居ましたからキジバトもがんばっていますね。横尾から梓川を渡りここから山岳路、目指す涸沢の野営場へと向かいます。

Byoubu

屏風岩が見えています。垂直に切り立つ崖はまさに屏風。ここも映画ではストーリーがありました。なんだか聖地巡礼みたいになってるぞ。いいんです、山に登る目的はひとそれぞれ。

Sekkei_20190803165501

途中雪渓がまだ残っています。5年前の2014年9月に北穂高岳に登った際に涸沢までは同じルートをたどりましたが、季節によって顔も違うのですねぃ。

Mytent

涸沢野営場に到着。上高地踏み出しからきっかり6時間掛かりました、まぁ標準時間。暑くなってからのペースが上がらなかったです。して早速我が家を設営。床下はゴツゴツだけど500円のコンパネを借りるのは邪道だといきがってグラウンドシートのみで設営します。まぁちっと背中は痛いけどこれが野営の楽しみとやせ我慢。雪渓から吹き下ろしの冷たい風が心地よい。下界は35度の猛暑日でも標高2300mのここはパラダイスです。

Chopper

大混雑の週末に合わせてヘリによる小屋への荷揚げも大忙し。この日だけで10回以上はピストンしていたと思う。山小屋も一泊2食で1万円の時代だが、確かに高いのには意味があるのだなぁと納得。

Meals_20190803171501Boramen_20190803171501

さてご飯。今回は例によって簡易食が多いがちっとは私なりにメニューを考えた。なんといつもの棒ラーメンに今回はおかゆとハンバーグ付ときたもんだ。炭水化物をいっぱい取って翌日の奥穂高岳に備えなきゃ。

Tent2

日も落ちておねむの時間です。テン場は夜も早いが朝も早い。奥穂のてっぺんで三歩君のポーズを決めることを夢見てシュラフに潜り込みます。

以下後編へ

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