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2019年10月 4日 (金)

100円ソーラー照明器具は買いか

Lamp2価格対価値比は高いですが
 
中身を見ながら考えます

消費税も上がりましたねぇ。3%→5%→8%→10%と上がってきましたが、今回が最も話題性が低いような気がします。相変わらず外税内税表示が混在していて消費者としては紛らわしいところではありますが、税率一割だと私のような人間でも頭の中で計算がしやすい点だけは有り難い。納税は国民の義務ですからね。店売り食品の8%税率商品はカミサンに任せて計算回避。

Lamp1

さて100均で普通に売っている電池不用のソーラーパネル充電式LED照明です。小さくて軽量、テン泊山行で2回程担いで持って行ってはいるもののいかんせん暗い。天井の低い山用テントに下げても常夜灯的には良くても照明器具としてはまったくもって心もとない。中身はどんなものなのかとばらしてみた。

Disassemble_20191004182501

中身は100円らしくシンプルなものだけどしっかりと商品になっている。ニッケル水素電池への充電とLED駆動のために正体不明の4本足チップをくれてやって制御している。このチップがなかなかの優れもののようでソーラーパネルが発電している時にはLEDを自動消灯させ発生電力は全て充電に回す。つまり明るい環境下では電池残があってもLEDは点灯しない。Cdsなどで周囲の明るさを検出するのではなくソーラーパネルの発電をトリガーとするのはいい発想だと思う。

ただLEDの駆動電圧は電池の1.2Vを昇圧せずに印加するため絶対的な輝度に劣るのはいかんともしがたい。二次バッテリー電圧や電池容量が低いために高輝度LEDやCOBをくれてやるわけにもいかない。100円でそこまでのキャパを望んではいけないのでしょうね。

Karasawa

今年8月のこと、北アルプスは涸沢の幕営場では明け方の各テント内の明かりがいい雰囲気を醸し出していました。別にテント内に吊り下げ照明などなくてもヘッドライトを必要に応じて頭に着けていれば用は足りる。でも涸沢での情景が頭に強く焼き付けられていて何とかしたい気持ちも強いんですよね。一般キャンプ用の重くてごつい照明器具では似合わない。
求めるのは小型軽量、そこそこの輝度、安価、低ランニングコスト・・・欲張りですねぇ

もう少し考えてみます。

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