バーゲンセールがやってくる
11月はお買い物月間
このチャンスは逃せませんよ
私だけではないとは思いますが、最近は小間物を買うのに通販をよく活用するようになってきました。まぁこれも物流手段が発達してきた時代の産物なのでしょうね。
わたくし的に最近利用頻度が上がってきているのが中国の通販サイトを使うお買い物。なんといっても安い。私が買うのは小物ばかりではあるものの、同じものや同スペックのものなら日本で買い付けるよりだいたい半分から三分の一以下のコストで済む。
ただいかにも怪しいと感じられる取引も中にはある。今年春先、スマホを某中国通販サイトにて315ドルで買った。スマホ関連品を個人が海外で買い付けて輸入する場合、購入金額の円換算16668円までは無税。それを超える場合はその金額の6割に消費税(当時は8%)が消費者に対して掛かるという租税負担率がある。
今回のケースの場合、正規に行くと2000円程度の消費税を商品受け取り時に払うことになるはずだったのだが、送られてきたインボイスでは発送元は法人でなく中国人の個人名。さらにパーソナルギフトであるとの記載があった。これだと消費税は掛けられない。さらに保険の関係なのか中身は40ドルの評価額であるとの記載も。別にこちらから頼んでやってもらっているわけでもないのだが、こんなことが一部まかり通っているのが海外通販の実情であったりするのです。
そんなインチキくさい話ではなくほんとに安いぜというのがこれ。日本で言うところの楽天に相当するインターネットショッピングモールを手掛ける中国アリババグループの11月11日独身の日バーゲンとメリケンのブラックフライデーに便乗したバーゲン。なかでも11月11日のバーゲンはすでに終わったがすさまじかった。開始30分で売り上げ1兆円を軽く超えるというのだから半端ない。1日だけのバーゲン期間中総売り上げは4兆1000億円にものぼったという。日本国の年度一般会計予算は100兆円と言われているので、この数字がネット販売店の1日だけの売り上げとしていかに膨大なものであるのかがわかる。
私も爪の先程度ですが売り上げに貢献してしまいましたよ。前車から通算7年使ってそろそろ替え時だったドライブレコーダーをアリババの電気小物サイトであるAliexpressにて48%引きでご注文。さらにクーポンコードで6ドル引きときたもんだ。60ドル程度の買い物だったですが上等です。
ただ海外通販がもろ手を挙げてお勧めですよとは言えない理由もいくらかはある。まずインターネット上でカード決済をしなければならないというセキュリティ上の心配。カード番号をショップに教えないで済むPayPalが使えるところばかりでもない。
またデリバリーまでの日数は、当然ながら国内発送に比べればべらぼうに掛かる。注文から早くて10日通常2週間、遅いと1ヶ月くらいかかる。注文翌日到着みたいなアマゾンプライム会員並みのスピード感はもちろん期待できない。税法上や送料などの問題からなのか、中国に注文を出しても商品が台湾やシンガポールからシッピングされることがある。ひどい時にはオランダのアムステルダムから発送されたこともあった。面白いものですね。
私は数ドルの少額商品であってもまだ商品が届かなかったみたいな災難にあったことはないが、稀にはそんな話も有ると聞く。商品の説明書も英語表記だし、不達や初期不良などの問題が起こったら英語で販売店とやり取りをしないといけないので若干の英語力も必要になる。前出のとおりショップ側が意図的に租税回避をするようなケースにあってはいかに安い買い物であっても倫理上の懸念はある。
ただそんなリスクを背負ってでも中華系の海外通販は魅力的に映る手段ではあります。まもなく感謝祭、ブラックフライデーが来る。11月11日は中国だけですがブラックフライデーは日本でもバーゲン日として少しずつ認知されてきている感もありますね。日本アマゾンでもボーナス商戦の前哨戦として今年から始めたようです。
さぁ皆さん狙って下さい。私は前の買い物でお小遣いが尽きたので近寄りませんよ。
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