P & W エンジン事故
すでにマスメディアで報道されていますように、ボーイングの旅客機に付いていたアメリカはプラットアンドホイットニー社製のジェットエンジンが損傷、部品を落下させながらも空港に引き返すという事故が起こりました。
窓側座席にいた人が撮影した動画はすごかった。エンジンカウルは全て吹っ飛び、圧縮機あたりから火を立ててエンジンマウントはガタガタと揺れて今にもエンジンが落下しそうな映像はリアルで衝撃的でしたね。
上の画像は4年ほど前のものですが、九州出張時に使ったANAボーイング777-200型機のちょうど今回事故を起こしたPW4074ターボジェットエンジンの同型エンジンを撮影したものです。アメリカの企業らしいハクトウワシのロゴが勇ましいですが、この型のエンジンは昨年の12月にもJAL機でエンジンブレードを折損する事故を起こしています。今回の事故では玄関の庭先に大きな部品が落下したりして住民も危なかったですが人的な被害が無くてなによりでした。
職場のアメリカ人とコロナ禍前に一杯飲みながら聞いた時の話。
彼の父上は空軍のパイロットだったそうで、訓練過程が終わって配属の希望を求められた。通常は皆が最初は戦闘機を希望するのだが父上は爆撃機を希望したのだそうな。その理由とは・・・
戦闘機はエンジンが止まると墜落してしまうが複数のエンジンを積んでいる爆撃機はひとつくらいエンジンが止まっても帰って来られるからだったと真顔で教えてくれたのが印象に残っています。
今回の事故のボーイング777-200型も双発機ですね。エンジンがひとつになってもしっかりと空港へ戻れたのは幸いでした。日本の航空会社で運用される同型機32機の運行停止が発表されましたが当時私が乗った機体も同様でしょうね。
しっかりと原因を究明して飛行機の運輸安全性を高めていただきたいと思います。
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