ご飯を作りに八ヶ岳
世間様のコロナワクチン接種が進んでいます。その速度は加速してきており大変結構なことだと思います。ただ私のようなその他大勢に含まれるおっさんにはまだ手が届いていないのは残念ですが、まぁ時が解決してくれるでしょう。
アウトドア活動ににおけるコロナの感染リスクについての論文PDFを見つけました。
1週間で少なくとも120分の時間を自然環境の中で過ごすことが,主観的な健康状態と主観的な Well-being 両方において有意に良い結果を示していることが報告されている
のだそうで、その手段と対策を考慮して安全に行いなさいということ。科学的根拠に基づいた有効な対策を取り、選択できるのならよりリスクを回避できる手法を取り行いなさということらしい。
お山はそこそこの活況を見せております。登山道は選べば密は程遠く、常に風が吹いている稜線や尾根筋にコロナ菌はいそうにありません。山小屋やテント場(ば)もそこは心得たもので完全予約制にして定員を制限してくれている。ただそのおかげで上りが減る分単価が値上がりしてしまい、小屋泊まり2食付きで13000円、幕営料は2000円と横並びで値上がりしてしまった。でも昨シーズンは閉鎖を余儀なくされていたということもあり仕方ないですね。
5月末に八ヶ岳はオーレン小屋のテント場にご飯修行に行ってきました。この時期まだ標高2300mの地は寒く、夜中の雨で朝方はバリバリにテントが凍っておりましたよ。
今回は混ぜご飯を極めます。っていってもこれが一番簡単。シナチク、クン玉、焼き鳥缶詰、寿司のおまけで貰った醤油、これを構わずメスティンに突っ込み固形燃料で炊き上げます。ここのテント場は先着順でスノコの上にテントを張れるので調理するにも楽です。
で、出来上がり。今回は美味しくできました。ただコメは一合しか入れてませんが、具がたっぷりすぎてボリューム200%。あと10歳若ければ完食できたと思いますが1/3くらい残してしまい、翌日の朝飯になりました。
さて今まで山メシの定番だった棒ラーメンと比較してどうでしょうか。調理時間はラーメンの圧勝です。お湯が涌いたら5分で作れるのですから、蒸らしを含めて小一時間掛かるコメ飯は比較にならない。また食器にこびりついた焼き焦げなどは水の貴重なお山では後始末が先送りになる。まぁ調理に時間が掛かってもおこげが底に残っても、時間の流れが緩やかな山ではそんなに気にならないですがね。適材適所ということで・・・
ご飯修行のついでに山登りです。
西天狗岳まで縦走します。八ヶ岳と言えば赤岳、硫黄岳くらいしか登ったことはありませんでした北アルプスは燕岳のような天狗岳のたたずまいはなかなか絵になっておりましたよ。
小屋の近くでウソを見ました。文鳥のようなサイズの鳥で人の近くに現れることはまず無い鳥なのですが、小屋が餌台を設けて餌付けしているようです。今年の自然公園法の改正では特定の野生鳥獣に対する餌付けに対して罰金刑が課されるようになりました。このような小鳥や小動物に対しては罰則規定はありませんが、こんな餌付けも今後規制対象になるのでしょうかねぇ。
そんなわけでWell-beingのため、私も種々配慮しつつ安全に過ごしていきたいと思います。
« メスティンで鶏めし | トップページ | 6月の富士登山 2021 »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 今更の飯ごうを入手(2024.10.29)
- さるなしジャム(2024.08.10)
- 塩尻市 食堂SS 普通定食(2024.08.08)
- さわやかのハンバーグ(2024.05.21)
- 続・たぶんシイタケ(2024.03.16)
「登山」カテゴリの記事
- 箱根駒ヶ岳登山ちょっと神山(2024.11.12)
- 西沢渓谷の紅葉 2024(2024.10.27)
- 竜ヶ岳登山 山梨百名山21座目(2024.08.24)
- 日本百名山と新日本百名山(2024.08.17)
- 寸志で入れる雨飾高原露天風呂(2024.08.07)
コメント