ムーミンバレーパーク
寿命が縮まるほどのお仕事もやっとのことで一区切りが付き、遅い夏休みを貰いました。まぁ今年の夏はお盆休みもなにも無かったので職場には勘弁してもらいます。
日頃お弁当を作ってサポートしてくれるカミさんを気遣って埼玉県は飯能市にあるムーミンのテーマパークへ行ってきました。トーベヤンソンは興味はありますが私はあくまで付き添いです。いやほんと。
メインのエントランスからその雰囲気満載です。施設規模からしてお値段は高めに感じますがセンスはとてもよくまとめられています。
こじんまりした中でもトーベヤンソンの世界観をうまく表現しています。水浴び小屋やムーミンのお家はなかなかのクオリティ。まずはコケムスとかいう展示施設を拝見しましょう。撮影可なので記憶に留めるにはうれしいところ。
トーベヤンソンのメッセージから始まります。彼女はすでに2001年に没していますが、世界中で愛されるムーミンの物語の誕生は、殺伐とした世界が広がる第二次大戦のさ中であったそうな。そんな時代だったからこそ出来上がった物語であったのかもしれません。
あのディズニーの超有名キャラクターでさえも戦時国債のPRキャラとして使われた時代です。世界の平和を夢見て作られたムーミンのお話にはそんな雰囲気はみじんも感じられないのはいいです。
スナフキンです。私のイメージキャラクターですね。いやいやおまえはムーミンパパだろってのは置いておいて、孤高のイメージは日本の木枯し紋次郎にも通じます。時代背景からスナフキンは脱走兵であったのではという都市伝説もあります。焚火に当たる姿はやっぱ渋いっすね。
展示は私あたりが見てもなかなかのイメージを膨らませられます。これはファンにはこたえられないでしょうね。
お外にはスナフキンのテントがあります。三角テントは心棒がじゃまだけどその雰囲気は満点。いつかはキスリングのザックにこんなテントを詰め込みロールマットをザックに乗せて出かけてみたいものです。
入場料だけで見られる施設だけでも楽しいですが、たぶん欲が出てしまうのでワンデーパスで満足する方が精神衛生上よろしいかと。ワンデーパスならではのプレミアムでトリビアクエストなんていう企画があって、場内でクイズの答えを探すとムーミンのキーホルダーが貰えます。
たまにこんな雰囲気に当てられると気持ちがおだやかになります。世知辛いこんな時代、ムーミンファンのみならずおっさんにもここはいいかもですよ。
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