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2022年7月29日 (金)

海外通販と商品品質

Kosho1

ちょっと考えてみました

要は使い方次第

最近は商品購入で通販を使うケースが増えてきています。経済産業省が集計するネットショッピングの支出額や宅配貨物運送業指数は増加の一途。コロナ禍もあってこの先も増え続けることでしょう。

以前はサイズや詳細が分からないと不安だった品物や送料の加算が気になって店舗で購入するのが吉とされていたものもすでに聖域ではなくなっています。それこそなんでも買えるみたいな時代になっているのが現在ですかね。消費者にとっては選択肢が増えてけっこうなことです。

さて商品を購入するのならお安く手に入れた方がいいのは当然。皆さん考えることは同じでAmazonや楽天、ヨドバシなどECサイトは良くチェックされていると思います。ここでもう少し範囲を広げて海外通販まで視野に入れるとけっこう選択肢が広がります。私が過去使ったのは大手ではebay、Cabela's、Aliexpressくらいですが、今は安さに負けてAliが多い。なんたって日本で同製品を入手するより半分から1/3程度のコストで済む中国通販のメリットはやはり大きなものがあります。

もちろん支払いに使うクレジットカードも心配ですし、商品にトラブルが発生したら英語でカスタマサポートとのやり取りが求められます。でもクレジットカード決済は専用のデビッドカード決済にしておいて口座に必要な額だけ入れておくようにすれば、万が一悪意を持ってカードを使われも被害は口座にある預金範囲内で済むし、使い過ぎないように自制する対策にもなる。英語の件は苦手ならば通訳サイトを使うって手もありますね。海外通販も慣れれば意外に快適なものです。

ただ安くてありがたい中国通販サイトですが安いのには理由がある。今回はそんなお話。

Shopping1いままで色々な商品を中国の通販サイトから購入してきました。スマホを除くと数百円から数千円程度のものばかりですがね。そんな中でもハズレはあるものです。例として先日入手して取り付けした自動車のボンネットダンパーを紹介します。

ボンネットダンパー2本1組を当時のレートの日本円で3500円くらいで中国から買いました。取り付け後に1本のダンパーの高圧ガスが抜けたのか動きが渋くなってきた。まだ到着して1週間くらいだったので英文をしたためて証拠の画像を添付して販売元へ連絡、簡単に納得してもらえて代わりの品を直ぐ送ると言ってきました。やり取りしている際に全く同じ商品をさらに安く売っているセラーを見つけ保険のつもりでこれも注文。交換品(なぜか2本入っていた)と追加注文品が同時に我が家に配達されました。

これで既取り付け済みの2本と合わせて合計6本のガスダンパーが手元にあることになります。結果から先に言えば6本のうち3本が不良品でした。1本は前述の通りガス抜け、1本はボールジョイントに支持部が狭くてはまらず、もう1本はやはりボールジョイント部の掘り込み過多で緩々というありさま。結局良品2本にスペア1本という結果に収まりましたが想像しがたい不良率。なんだか胸騒ぎがしたおかげで追加購入をしておいて良かったです。2セット買っても日本Amazonあたりで1セット買うより3割方安かったのでそれだけは許せるところ。交換品の再不良についてはガタガタ言いません。結果オーライならばあきらめも時として必要なこと。最近は心がおおらかになってきました。

申し上げたいのはこのような中国製品には一定数の不良品が製造ロットの中に含まれるのはしごく一般的なことであるということなんです。

Price2

日本でもメイドインチャイナの製品は普通に目にしますが中国通販サイトで販売される中国製品はなぜ飛び抜けて安いのか。それは税法や人件費、流通コストの違いはもちろんですが、製造元がQCステップ(品質管理上の検査段階)を極力省略して良品/不良品の管理しきい値を低く設定し、潜在不良を承知の上で製造数を増やしているのに起因していると言えます。結果として製造現場では単位当たりのコストを下げて構わず不良品を含んだ総数を出庫することになる。それを販売する中国通販はワールドワイドに商売をしていますので日本のローカルECサイトと比べて規模は比較にならない程なのでその総数たるや大きなものになるはずです。

とは言えこの歩留まりの悪さは販売者ももちろん承知のこと。従ってユーザーが不良であるとのエビデンスを適切に示してやれば、販売者はすんなりと不良と認めて交換品を送ってくれるんですよね。そんなことになるとなんだかんだと時間と手間は掛かりますが、その辺は海外通販が持つ属性としてユーザー側は割り切る必要がありそうです。

彼らとしては日本のような高価格高品質低不良率を目指すのではなく、低価格で多数販売した上での一定数の不良品発生は想定の範囲内。運悪く不良品を掴んでしまった申告ユーザーには、さっさとサービス対応する方が商売としてのメリットが高いのでしょう。不良品を製造段階ではねるかユーザーに渡ってからはねるかの違いかな。販売者にとって運が良ければユーザーは不良に気が付かなかったり泣き寝入りしてくれるかもしれない。

これが彼らのビジネスモデル。ちゃちゃっとサービス対応してくれた最後には5星の評価をよろしくねとほとんど例外なく書き添えて来ます。彼らもユーザー評価は気になるようです。

Bills1安物買いの銭失いとはよく言ったものです。でも同じ商品を買うとして、QCの為された高価で高品質なものを買えば安心なのでしょうが、商品に高い代価を払って手持ちの銭を失うことになります。安物買いをしても銭を失わないで済む方法もシステムも今はしっかりとあります。リスクが避けられないのならリスクマネージメントで回避するのがよろしいかと。
ただし安い中国通販ばかりが正義だとは言いませんよ。直ぐに欲しかったり絶対的な信頼性を高く維持したい品物なら国内流通品がよりベターな選択となるケースももちろんあるでしょう。

やはり適材適所ですかね。消費者としてはこれからも立ち回りをうまくやっていきたいものです。

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