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2022年8月27日 (土)

富士山トレラン2022 馬返しから山頂へ

Reg
念願かなって
  
山頂往復できました

ひと月ほど前に富士山吉田口馬返から六合目まで走ってみて、こりゃ山頂まで走れるかなと浅はかな欲望が湧き出てしまった。往復で20Km以上を走って富士山頂までを登り降りするという私にとってはまさにチャレンジングなイベント。富士山は失礼ながら思い付きで登ることが多いのですが、ゼロ合目から山頂まで走るということで珍しく今回は準備からかなり考えました。

トレイルランニング用のバックパックは小さい。いつもの山装備はとうてい入らないし重くては走れない。まず山道具や飲料、食料を厳選する必要がある。靴は途中で壊れては一大事なので、ジムで使っている信頼できる厚底シューズをフィールドへ下げることにした。ショートパンツは短いランニングパンツに変更、とっておきの勝負ソックスを用意して気合を入れます。

さて富士山の公式なお山じまいは8月26日にある吉田の火祭りの日であると言われていますね。いままで4月から11月までランダムに登っていたわたくしではありますが、今回は願を掛けてお山じまいの前に登ることにしました。一緒に吉田の火祭りも見てしまおうという魂胆があるのは内緒。

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8月25日午前4時、真っ暗な馬返をスタートします。不気味な感じもする一合目から三合目までの間、一番速度が乗るところなのですがやはりヘッドライトの明りでは危なくて早く走れない。別にレースをしているわけではないのでここは慎重に行きます。

Inouegoya

五合目井上小屋を過ぎるあたりで夜が明けました。ここまでは雲の中で霧雨でしたが雲を抜けると天気もよさげです。

Rokugou_20220827114101

六合目の分岐に到着。ここでお休みを取って体調を整えます。今日はいい天気のようです。

Tag

お約束の富士山入山料1000円をお払いして検温をしてもらいます。異常の無い人にはリストバンドのようなタグをくれますが、担当のおやじさんと雑談をしているすきにバックパックのループに留められていました。ご苦労なことです。

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さてここからが本格的な登りです。はっきり告白します。登りは七合目手前までしか走れませんでした。こんな岩ごつごつのところを走って抜けるなんざ私にはできまっせん。気圧は平地のほぼ半分、酸素は15%少ない環境です。七合目から山頂までは普通に登山していました。まぁレースじゃないですから・・・(言い訳)

Edoya1

延々と並ぶ七合目、八合目の山小屋を眺めつつ須走口からの登山道と合流する江戸屋さんまで来ました。吉田口、須走口での登山ではわたくし的にはこの江戸屋さんがランドマークになっています。

Edoya2

この胸突江戸屋さんの裏には今上天皇が皇太子時代の2008年に富士山登山をしてお泊りなった下江戸屋さんがありますが残念ながら今は閉められています。宮内庁が入念に計画し陛下が用いた登山ルートはプリンスルートと呼ばれ、軽薄なわたくしも過去トレースして悦に入っておりましたよ。

山好きな陛下も皇太子時代に二度の富士山を含めて幾多のお山を登られてきましたが槍ヶ岳はどうしても登れなかったという。それは険しく狭いルートをお付の人たちを引き連れて登ると一般登山者の迷惑になるからと言われていた。
秋篠宮殿下は悠仁親王に帝王学を学ばせるためと称して小学校6年生の時に槍ヶ岳に登らさせている。あの垂直に切り立つ断崖絶壁を通行止めにしてにSPや皇室関係者がどっちゃりと取り付いていたんだろうなと推測。きしくも登山という点に関しては天皇家兄弟で考え方の差が大きくて興味深いですな。

そんなことを考えつつ山頂を目指しますが八合目を過ぎるとけっこう足に来ている。麓からの富士山はやはり体にこたえます。

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そこに見えていても山頂が遠いんですよね。

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やっとこさで吉田口山頂です。ああしんど。五合目から山頂まで往復してああ終わったという以上の疲労感。でもまだ半分なんですよね。山頂はもうシーズン終盤ということもあって空いていました。

Gezando

カロリーメイトの簡易食でランチを済ましてさっさと下山。雲海もきれいでしたがもう景色を見る余裕がなくなってきます。ブル道兼用の下山道は砂走と違って石は多いけどけっこう走れます。これぞトレランという感じで山頂から六合目まで気持ちよく走れました。というか歩くよりヒールキックで走った方が楽みたいなところはあります。ローカットのシューズに小石が入るため定期的に靴を脱いで掃除してやらないといけないのですが、その手間を考えても走った方にメリットがあります。

Umagaeshi2

六合目を過ぎて登山者の喧騒から離れて馬返しに向かいます。最後は足ガタガタになってスリップ尻もちを繰り返しながら馬返に帰りつきました。
さらっとやる人はやってしまうのでしょうが走って富士山を麓から登るってのは自分にとってはやっぱりハードでした。背負う装備を厳選するという意味でも勉強になりましたね。850mL持って行った水が復路の六合目で切れてしまったのは読みが甘かった。夏の富士山では水は鬼門です。

Gps-truck

ハーフマラソン並みの全行程22.1Km、標高差2260mは自分的にはボリューム感が半端なかった。休憩時間を含めて11時間ほど掛かって最後はへろへろになったけどいい経験です。ただ2度目はいいかなと。下山後に立ち寄った温泉で体重計に乗ってみると普段より3Kgも落ちていました。やっぱりハードだった・・・

靴も壊れず無事帰ってこられたことをお山の神様に感謝いたします。浅間神社にお参りしなきゃ・・・

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