野麦峠スキー場【穴場】
表題の通り野麦峠スキー場ってのを見つけました。大竹しのぶさんの映画「あゝ野麦峠」の舞台となった峠近くにあるローカルスキー場。位置的には木曽の山奥にある雰囲気ですが住所は松本市。市が指定管理者に管理委託している市営スキー場です。そのためかなんといってもリフト券が安い。平日だったら1日券が大人3000円、学生・シニアは1500円という痺れる価格。20年前の一般的な相場でもこんなには安くなかったと記憶してます。さぞかしローカルなスキー場らしく緩斜面と遅いリフトの組み合わせだろうと思いきやこれがなかなかどうしてあなどれない。平日運航のリフト数は3本と少なめだが高速リフト2本を使って最上部へ行けば多彩な急斜面が揃っていて通には評価が高いらしい。これは確かめてみなければとメリットを得るためがんばって平日に出向きます。
ちなみに表題画像は甲府盆地から見た朝方の富士山。富士山も今年は雪が少なくて北斜面なのにまだら模様が痛々しい。そんな富士山を眺めながら高速代けちって早朝の国道20号線をひたすら走ります。
塩尻からでもおよそ50Kmというけっこうな道のり。始発のリフトが9時からと遅いので神奈川のはずれからでも早出してしっかり着きましたよ。
空いています。午前中早いうちは滑っている人が滅多に目につかないくらいのレベル。しっかりゲレンデ整備はされているのにもったいない限りです。公営じゃなかったら継続営業は難しいでしょうね。他のスキーヤーがいないので気兼ねなく飛ばせるのは気持ちいい。てっぺんまで登ると景色もすばらしい。
御嶽山や乗鞍岳が良く見えます。トップ部では標高2200mを超えるほどなので見晴らし良好。こちらの山々は冬山らしい雰囲気がありますね。高速リフトを巡回してもうお腹いっぱい。
ここは穴場です。高速道路のインターチェンジからはだいぶ離れているので関東圏や関西圏からのいずれもアクセスは悪いという地理的な条件はありますが、リフト券の安さと空き具合だけでなく多彩なコースは嬉しいところ。諸物価高騰の折、このリフト券価格は行政の試金石なのでしょうが来年は絶対に上がると予想。今シーズンにまた機会を見つけて行きたいです。
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