カワウもいるさくらまつり
神奈川県は京急三浦海岸駅近くに植栽してある早咲きの河津桜ですが今が満開。きれいに咲き誇っております。
一週間前はこんな感じでした。わずかな期間で違うものですね。
桜のアーケードって感じで歩いていても気持ちいいです。
この桜並木を通って隣接する小松ヶ池に回ってみます。池には北国へ帰りそびれたかオナガガモが浮いていました。
この先でなんとびっくりカワウが丘に上がってポーズを取っているので皆が群がって記念写真を撮っておりましたよ。1m位離れたところに人がわんさかといるのに平然としたものです。最初に眼に入った時には置物かと思ったほど。
カワウは非常に神経質な鳥でまず半径30m以内には人を近付けてはくれません。こやつは狩猟鳥、私も鳥猟を始めて20年になりますがカワウをこんな近くでは過去見たことはありません。よく見ればごま塩の胸羽を持つ若鳥ですね。警戒心が猛烈に薄いようですが識別用の足環が付いていないところをみると飼われていた個体でもなさそうです。足元に注目して下さい。
カワウは水鳥ですのでヒレを持っていますがこの足で器用に電線に止まることができるのです。鴨には間違ってもできないワザ。足首も太くてしっかりと大きな体重を支えることができそうです。鵜の足回りは普段水中に没しているので鵜飼いの漁師さん以外はまず見ることができないところなのでこれは貴重な機会でした。
あまりに落ち着いているのでどこか具合でも悪いのかなとの考えも及びましたが、その後水面に戻って元気に潜っていましたので一安心。カワウは害鳥ではありますが人さまには迷惑を掛けずに元気に生きて欲しいなとは思います。
京浜急行電車の車窓からも桜はきれいに見えていることでしょう。季節は春へと向かって進んでいきます。
« 慣熟射撃 | トップページ | 770円の電動ドライバー »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- お盆です(2025.07.13)
- 観光地にある英文ガイドマップは面白い(2025.07.12)
- お米げっとぉ(2025.07.08)
- 箱根 成川美術館(2025.07.05)
- 河内川橋建設中 2025年 6月(2025.06.14)
「ハンティング」カテゴリの記事
- 狩猟免許更新の簡素化とラーメン(2025.07.06)
- 三浦半島にシシがいる(2024.09.29)
- これは毒キノコ(2024.04.17)
- 鹿ツノ(2023.11.14)
- 猟銃使用事件に思う(2023.05.31)
桜祭り、行ってきましたというか避けていきました。亡父の供養を兼ねて息子たちが知りたがっていた戦中の父の駐屯地の松輪にある福泉寺に参拝。そこの特攻内火艇部隊の石碑があり、戦友内で唯一の石屋である父が施行しました。
行くまでの渋滞に恐れをなしてなるべく混みそうな所を避けて残念でしたが桜祭りは回避しました。食事処も混雑、さすがにコロナ明けの三浦でした。油壺京急ホテルが7人で11万円ほどしかも2万円相当のポイント付き。これだけお得だと旅行しないではいられませんね。
投稿: クラウド | 2023年4月 1日 (土) 21時51分
クラウドさん、
なんと三浦半島まで来られていたのですね。息子さんたちと父上のご供養のために訪れていたとのこと。遠路ご苦労様でした。
松輪の福泉寺というと第56震洋特別攻撃隊に父上はいらっしゃったのですね。私も三浦半島では松輪と油壷に震洋の基地が有ったということは過去聞いていましたが以下のサイトを見つけました。
https://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/sinyo-ena.htm
父上が作られたという福泉寺の碑文も載っています。部隊編成後戦死者も無く終戦により全員が故郷の地を踏めたと言うのはすばらしいことだと思います。ご覧になった息子さんたちも感慨深いものがあったことでしょう。
実は本日久里浜の陸自通信隊の桜まつりという基地開放があって立ち寄ってきました。ここには旧軍部隊があった当時に「伏龍」という特攻部隊があったという資料が見学した資料館にありました。潜水服で海底を歩き、棒の先の爆雷で上陸舟艇を攻撃すると言う常軌を逸した人間兵器でした。
戦争とは時として狂気とも思える発想が常識や倫理から逸脱して一人歩きすることもあるのでしょう。平和になった戦後日本に生まれた幸せを感じる一瞬です。
油壷は観潮荘に泊まられたのでしょうか。マリンパークが閉園してちょっと油壷も寂しくなりましたがゆっくりされるにはいいところですよね。神奈川県の地域割は6月30日まで延長となりました。また機会を見てお越しください。
投稿: Fiby | 2023年4月 1日 (土) 23時33分