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2023年3月29日 (水)

新東名高速道路 河内川橋建設中

Bridge1

目を見張る大工事です

日本の土木技術力はすごい

所要のついでに拝見してきました。現在建設中の新東名高速道路橋梁のひとつ。橋自体は完成時スパン700m最大高低差120mにもなる大橋です。山間部の難所であり最後まで未開通部分として残った御殿場-秦野区間。そのルートは神奈川県山北町の西丹沢を流れる河内川を横断するのですが周辺条件からこんなに高いところを通さなければならないようです。詳細はこちら(PDF)にて解説されています。アーチ橋ですが完成のあかつきには猛烈な存在感を示す橋梁となりそうです。

Bridge2_20230329215901

いや建設途中でも存在感はありあり。タワークレーンだけでもこの工区内で何本立ってるんだっていう感じですよね。ひっきりなしに取付道路を行き交う骨材搬入用大型ダンプカーがその工事規模を知らしめます。
大型土木建築物にはどうも目が行ってしまう。その昔、苦労して一級土木施工管理技士を取得するもその後に違う業界に移ってしまったので今時の最新土木技術にはまるでうとくなってしまった。でもこれが難工事であることぐらいは分かります。

近隣には町営のオートキャンプ場などもあったのですが今では工事の現場事務所や重機の整備場となっていました。まぁダンプが行き交う近くではキャンプどころの話ではないでしょうからね。工事終了後の再整備に期待。

幾度かの工期遅延を経て新東名は2027年に全通の目標が先日再度示されました。好んで下道を走るわたくしはあまり利用しないかもですが、安全第一で目標工期での完工を目指していただきたいですね。

Enoshima

帰り道、湘南海岸では江ノ島沖に夕日が沈んでいきました。この界隈に人が集まる季節ももうすぐです。

後日に山北の広報施設であるPR館で説明を受けました。記事はこちら

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コメント

フィビイ様、土木専攻だったのですね!。情報系だとばかり思っていました。
この工事では部材の接合はどうしているのでしょうか。ハイテンションボルトの摩擦接合以外は廃れてしまったのかと思っていたところ現場溶接も復活しているようですね。先日スカイツリーにいって、入子無しの完全な突き合わせ溶接接合だったのを知りました。それ以来気になって仕方ありません。
巨大な造形はついつい見惚れてしまいますね。

クラウドさん、GWも終わって落ち着いた季節になってきましたね。
私は大学の専攻はまた違っていたりして土木はおまけみたいなものでした。好きが高じて電気のエンジニアリングに転じた後に色々やってきましたが俗に言う何でも屋です。なんでも中途半端とも言います。クラウドさんはその筋系のエキスパートと拝察しております。

溶接技術はだいぶ変わって来たと聞きます。そのうちリベットも形を変えて復活するかもしれませんね。再使用できないハイテンが職場にゴロゴロ転がっていてもったいないなぁとは感じていました。大型の野丁場に目が行く点ではクラウドさんと一緒ですね。

この河内川橋は私がよく通る国道246号線に面していて進捗を眺める機会も多いのですが、徐々に出来上がっていく様は壮観です。今日もこれからその橋の脇を通って所用に向かいますです。

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