日本通信SIMという選択肢
MVNOのNifmoから5Gを経験したくて本家ahamoに乗り換えて1年半。5Gの現状に見切りを付けてまたMVNOに戻ることにしました。星の数ほどもある通信事業者の中から選んだのは日本通信SIM。なんだかやたらに大きそうな社名に法人ロゴは富士山マークときたもんだ。日本でのMVNO事業者第一号だそうですがまぁ安くてそこそこ繋がればいい話。新旧契約内容を比べてみます。
(旧契約) ドコモ ahamo
月額基本料金:2970円
上限データ量:20GB
5分間通話無料(何回でも)
5分以降の通話料:22円/30秒
5Gが使える
3Gは使えない
(新契約) 日本通信SIM 合理的みんなのプラン
月額基本料金:1390円
上限データ量:10GB
合計70分間通話無料
70分以降の通話料:11円/30秒
5Gは使えない(申し込めば可だが速度は出ない)
3Gは使える(5G申し込みでトレードオフになる)
市街地での回線接続に難が無く速度が出るキャリアは世に在るが、お山での使用を考えるとまだドコモ系は一日の長が有ると思う。すでにauやソフトバンクは3Gを全廃しているがドコモは山間部にある800MHz BAND6 の3G施設を2026年予定の全廃時まで残すと言っているのでキャリアはそのままにしました。ahamoは電話をするケースでは5分を超えてけっこうな通話料金を払うケースが過去あったので無料通話が計70分という計算方法は有り難い(申し込みにより5分掛け放題にも変更可)。超過分もahamoの半額。
こう比べて見ると鳴り物入りでさっそうと登場したahamoですが登場から2年を経て価格競争力の低下は否めないところ。この新しい契約先はMVNOなので通信速度は期待できないし昼休みの時間帯はデータ通信接続すら厳しいかも。でも私は過去にNifmoで十分にそんな耐力を養ってあるので少しくらいのことは値段で我慢できます。(後日談:意外にも昼休みの時間帯も接続には問題がなく動画視聴に支障のない程度の速度が出ていました)
SIMが郵送で届いた後にしばらく温めておいて切りの良い30日に開通しました。WiFiで開通手続きをしたら1分以内に開通完了のメールが来て同時にMNPも実行されahamoのSIMが機能停止。新SIMに差し替えたらAPNの設定を直して終わりです。前回の引っ越し時にはMNP実施前のタイムラグがあって数日間モバイル通信や電話が出来ない時がありましたが、以前の苦労はなんだったのだと思うくらい今回はスムーズに行きました。
月末ギリギリまで旧契約で粘れるのは無駄が無くてありがたいですな。今では大手どころのキャリアやMVNO業者などでMNP番号の取得手続きすらをも不要にして通信事業者間の移動ができるようになってきていると聞く。事務手続き費は掛かるものの気に入らなければいつでも事業者を移ることができるというユーザーにとってはいい時代になりました。
当面はこれで行ってみます。5Gはしばらく塩漬けです。
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