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2023年7月10日 (月)

XVにパワードサブウーハー取付

Install_20230712084001
付けてしまいました
  
やっぱりいいですね

ハイレゾのツィーターに付け替えて満足していた自動車の音楽環境ですが、やはり低音に厚みが欲しくてサブウーハーを付けてしまいました。もうすぐ3年になろうかというカーオーディオ環境に追加ですが結論から言うとやっぱりいいです。バニングの方々がよくやってるみたいな低音ボンボンっていうわけでもなく、ほんとにダイナミックレンジが広がった感がある。今回は良い投資だったと思います。

Pannelremove

サブウーハーはヘッドユニットのナビがパイオニア(カロ)なので相性の良さそうな同社製品にします。ちょうど商品の入れ替わり時期で型番が新しくなったのにオートバックスでは新型のTS-WX140DAってのが店頭でバーゲンセール中。アマゾンより1割安い。ABでは小物しか買わないのだが今回は値段でたなびきました。1万円以上のお品を実店舗で買うのも久しぶり。やっぱり在庫お持ち帰りってのはお買い物の基本かなと思いますな。
さてインストは貧乏くさく自前で取り付け。まずはナビ本体を引っ張り出してサブウーハー用のピン出力を取り出さないといけません。

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面倒な盗難防止用のネジが純正で付いているのだけれどこれはもう不要かな。脱着には専用のソケットが必要なのはまだしも構造的に噛み込みが浅くて力が入れにくく気を抜くと舐めそうなのが気に入らない。泥棒さんにこのビスが外せなくても固定フレームをカットすればナビは持ち去れるし、なによりこのナビは2019年モデルであり泥棒さんが求める商品価値もすでに無い。というわけで組付け時には普通のタッピングビスに戻してしまいお役御免となりました。

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夏の暑い日差しの中、運転席足元に腹ばいになり大汗かきながらの配線作業。以前から設置済みののれん分けハーネスを使って常時電源とACC電源を取り出します。サブウーハー取付説明書ではナビのシステムコントロール配線から制御線を分岐せよとのことでしたが、ナビの背面での分岐がめんどかったのでどうせ同じことだろうということでACCラインから取りました。配線はピンコードと合わせてシフトコンソールカバー下端から押し込んで隠ぺいします。

ちなみにこののれん分けハーネス、各種制御線が取り出せて車いじりには大変重宝するのだけれど、元のヒューズがどこにあるのかは以前より疑問のひとつだった。今回の作業で知らずのうちにのれん分けハーネスの常時電源が切れてしまいヒューズ位置を探しまくった結果、エンジンルーム内のヒューズボックスにあるD-OP +Bの7.5Aヒューズが溶断していることが判明。じゃぁACCのヒューズはどこなのだとついでに調べるとこれは単独ではなく運転席前のヒューズボックスのAUDIO NAVIの15Aヒューズから割っているのようです。サブウーハーのような大き目の電流容量(最大4.3A)が必要になる機器には、このハーネスの常時電源端子は専用回路となるので7.5A定格とはいえバッ直と同じく非常に具合がよろしいかと思います。

Ducts1

サブウーハー本体ユニットは運転席下のスペースに置きますがまずいことに後席空調の足元吹き出し口がある。これを逃げるためにダクトを延長して振り込みます。このパーツはレガシー用の純正部品なのですがXVにもぴったりと付く。この加工によってまさにここに取り付けてちょうだいねと言わんばかりのスペースが出来上がります。XVユーザーには絶対のおすすめ。お値段は各税抜き680円でした。

Controller

リモコンはこの位置がベストかと思います。っていうか他に置くところがない。両面テープで固定します。配線ハーネスやピンコード、リモコン線のたぐいは本体ユニットに接続するためにシートレール下の隙間を通す必要があるのですがカプラーやプラグ部が通らないためにシート固定用の10mmボルト2か所を外してシートレールを一時的に少し浮かしました。
ユニット本体はマジックテープでカーペットに固定し、配線やケーブル類はスパイラルでまとめて後付け感を排除。カプラー接続後の余った配線をタイラップで束ねてユニットの背面に押し込めば完成です。ちなみにサブウーハー製品にナビ接続用のピンコードは入っていないので別途用意しないといけませんが長さ1.5mの製品で行けました。

Blashup1

空調ダクトもうまくユニットをかわしているし後席乗車の足元にもじゃまにはならないでしょう。

このスピーカー上に手のひらを置くと音圧がどれだけ出ているのかがわかります。なかなかのものですよ。リモコンのボリュームコントロールつまみでソースごとに低音ブーストとクロスオーバー周波数の調整が瞬時にできるのは嬉しいところ。
今まで車載のウーハーなんてものは大きなエンクロージャーのスピーカーボックスを積み込み、車体を低周波で揺らしながら走るみたいなイメージを持っていました。しかしこの種のアンプ内蔵型サブウーハーは違う。小音量時に低音補正をするだけでも再生音に厚みが出てオーディオの音量調節値を低く維持できるメリットもある。この辺は低音域に合わせて高音域も補正してしまうラウドネス機能とは異なるところですな。

Woodbase1

音楽ソースを色々と替えて調整してみましたがJAZZ系がいいですね。ベースギター、バスドラム、ウッドベースが痺れるほどに迫ってきます。特にウッドベース(コントラバス)のつまびきが艶めいて聞こえてきて、これだけでも苦労して取り付けて良かったなと思わせるほどです。

音楽はロングドライブの友。しばらくはこれで楽しめそうです。

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