霧の雪頭ヶ岳
金峰山縦走の前日に前座として軽い気持ちで登ろうと考えたのが鬼ヶ岳でした。富士五湖の西湖畔からさくっと登れると聞いて移動日の半分を使って足慣らしに登ってみようと考えたもの。午後1時半に踏み出しましたがそれなりのボリュームだった。山は舐めてはいけませんです。
鬼ヶ岳の手前には雪頭ヶ岳っていうお山もあるようでそちらの方が有名らしい。鬼ヶ岳は富士が眺められないが雪頭ヶ岳はきれいに見られるという。でも地形図には山名が載っていないんですよね。まぁコース上にあるのでどっちでもいいや。登山道の始点には道中のお助けになる木の棒やステッキまである。ありがたいことです。
一本調子の登りが続く登山道は下半分が植林された杉林、上半分はブナの原生林でした。変化が有っていい感じ。片道3.2Kmの距離で標高差800mを登りますのでけっこう堪える。こりゃちょっと踏み出しが遅かったかな。
雪頭ヶ岳へ着きました。看板が風化してよく読めませんが解読するとここがそうでしょう。富士山どころか西湖がかろうじて見える程度。そのうちすっぽり霧の中に隠れてしまいました。
鬼ヶ岳まであと少しですが、眺望も期待できないためここで折り返すことにしました。時間も時間なのでせっせと下って17時に西湖の駐車場に戻れましたがこれでは遅い。夏場なのでまだましですが日の早い時期なら完全にアウトの時間帯です。前座の割には標高差800mの山登りはけっこう足にも来る。もう少し考えなければいけなかったかもとちと反省・・・
天気さえよければ鬼ヶ岳まで2時間程度で登れるのでいいハイキングになると思います。雪頭ヶ岳はお弁当を広げるにもいいところに見えました。ここだけを目的にするならば鍵掛峠を廻って西湖を起点にループを描くこともできるので楽しいかもしれません。機会があったらもういちど登ってみたいお山です。
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