NEXCO中日本 山北PR館
山北PR館とは現在建設中の新東名高速道路河内川橋の近くにある現場事務所の隅っこを使った一般向け広報施設です。現場事務所といったらプレハブ小屋がデフォルトだけどそこはスーパーゼネコンの鹿島・大成JV。画像のようにおしゃれな外観になるよう手を加えています。
このPR館、担当工区のPRのための施設なのですがフリーの見学はできない仕組み。指定日と時間を選んで予約をするとゼネコンではなく発注者であるNEXCO中日本の広報担当者が展示ミニチュアモデルや関係資料、VRメガネなどを駆使して1時間掛けてみっちりと説明してくれます。神奈川県のはずれとはいえなんでNEXCO東日本でなくて中日本なのかとちと疑問に思った。日本道路公団を分社化する際の線引きが関東だの東海だのという枠組みとは別にけっこうざっくりと引かれていて、中央高速や東名高速は中日本に入っているためであるようだ。
PR館の内部は撮影可ではあるもののネット公開不可であるのでお見せできませんがなかなかきれいでしたよ。まぁこれも工事契約の内なのでしょう。現在未開通部分の秦野-御殿場間は難工事区間であり総延長の70%が橋梁とトンネルであるという。スーパーゼネコンが日本の土木技術の粋を集めて施工する様は壮観の一語。ゼネコンと言うと一般にはあまりいいイメージが涌かないが、建築・土木の技術的優位は世界に誇れるものを持っているのも事実。建設中の河内川橋を下から見上げるだけでもその一端を理解できます。
色々とお土産を貰って帰ってきました。新東名高速道路の全通予定は2027年度、つまりは2028年3月末ってことですな。説明担当者に予定通り開通できるのかと聞くと、笑顔でその予定ですと答えていた。楽しみに待ちたいと思います。
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