サクラレビューと正直レビュー
ECサイトは数あれど、通販でAmazonを使わない人は少数派だと思う。対象マーケットが大きいだけあって価格と品ぞろえは悪くはないですよね。お買い物に際して数ある似たような商品から選択する際に参考にするのがやはり商品レビュー。でもそのレビューも作為が入って純粋な評価になっていないケースもあるから困ったものだったりするんですな。
先日ジムでの運動中に使うBluetoothイヤホンをAmazon直販ではないマーケットプレイス業者から購入した。使えりゃいいやのセール品を値段と見た目で選んでお値段は1800円程。届いたパッケージを開けると赤いカードが出てきた。Amazonでレビューを書いてそのスクリーンショットを撮って送ると2000円分のAmazonギフトが貰えると言う。レビューひとつで商品購入代金全額がペイバックされてお釣りまで出ることになる。
どおりでレビューページには美味しい事ばかりが書いてあるわけだ。ちなみにサクラチェッカーで商品ページのURLを使ってチェックをするとサクラ度99%で危険との判定だった。まぁ当然ですな。なんでもAmazonのイヤホン関係出品のうち6割はサクラレビュー商品なのだそうで、この種の手段はマーケットプレイス業者の定番商法と化しているようですな。
最初に赤字覚悟で購入者へニンジンをぶら下げてレビューを書かせ、高評価レビューが固まったらニンジンを引っ込めて売りまくる。その後低評価レビューが増えて販売点数が落ち込んできたら商品ページを閉じてまた新たなページを作る。そんな流れが見えてくる。
欲をかいて提灯レビューを書き、受注窓口であるAmazonでさえも渡さないと言う購入者の個人情報をマーケットプレイス業者に晒すまでして2000円ばかりのギフトを貰うのもどうかと思いますがねぇ。元々多くは期待はしていませんでしたが商品は値段相応には使えたので販売業者ももっと自信を持って売ればいいのになとは思う。
レビューを書くのならばまじめに正しく書きましょうねというところですかね。
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