ペリーの船 ふたたび
三浦半島の久里浜と房総半島の金谷を結ぶフェリー航路です。久里浜は言わずと知れた黒船来航の地。先日、定期点検でドック入りした所有船の一隻であるしらはま丸をペンキ塗りして黒船風に仕立ててくれました。フェリーターミナルが良く見えるホームセンターの屋上駐車場から見てみましたよ。なんだかすごく似合っていますね。ある意味この発想が今まで無かったのが不思議なくらい。
タイトル画像のバックに見えている大きな煙突は現在建設中の石炭火力発電所のものです。ドバイで行われているCOP28で岸田首相は新設石炭火力発電所の建設停止を世界に向け表明しました。でも作り始めてしまったものは止める訳にはいかないのでしょうね。そんな大事なことは作る前から決めておいてもらいたいところですよね。
ペリーが乗ってきた旗艦のサスケハナ号は外輪船だったのですね。さすがにそこを再現する訳にはいきませんがうまくペイントで雰囲気を出しています。船の全長はほぼ同じなのだそうだ。ペリーの船は太平洋を渡って来るにはけっこう小ぶりな船だったのですな。
ところでこのフェリーボートのすごいところは以下のようにコマのごとくその場で回転ができてしまうことなんです。
回転半径ゼロで狭い港の中でもくるりと向きを変えられるのですよ。バウスラスターの力は絶大です。
夕暮れ迫る久里浜港を出て金谷港へと向かいます。船上からも良い景色が見られることでしょう。東京湾横断道路のアクアラインが開通してこりゃ航路廃止になるかなとも思いましたがどっこいフェリーも頑張っています。くりはま丸がフィリピンに売却され今や2隻体制となってしまった東京湾フェリーですが、もう一隻のかなや丸もラッピングして盛り上げてもらいたいですね。横須賀市に由来のある戦艦長門風とか空母信濃風とか・・・無理ですな。
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