銀山温泉と鳴子温泉
山形県は銀山温泉。山奥にある東北でも屈指の温泉郷であります。今回鳴子温泉とセットで訪れる機会を得ました。銀山温泉は宮崎アニメの千と千尋の神隠しではデザインイメージの元となったとの呼び声も高い。まぁ日本全国我こそががモデルだと言う温泉街はあるのですがここは確かにそれっぽい風情は感じられます。
もうちょっとお宿が連なっているのかと思っていましたがあっという間に端までたどり着いてしまう。GW前の日曜日でしたがにぎやかですね。ただまだ銀山坑窟への歩くルートは冬季閉鎖から開いていなかったので見ることが出来なかった。これはちと残念なところ。
見るところも少ないので温泉でも浸かります。共同浴場のしろがね湯ってお風呂屋さんへ。男湯には誰も居なかったので写真を一枚撮らせていただいた。予想していた通り源泉掛け流しの湯は無茶苦茶熱く蛇口の水の加水では追い付かない感じ。でも有名な湯はやっぱりいいですね。山形の奥地らしく外気は少々寒かったのでたっぷり温まりました。投宿できればなお良いのですがどこも一泊5万円前後で予約びっしりというなかなかの人気だそう。まぁお値段だけでも私なんぞには向きませんがね。
その足で宮城県は鳴子温泉へ移動します。ここはこけしで有名なところですね。郵便局前のポストがこけしデザインだったりしてそれっぽい。そのお隣には戦後に早稲田大学の学生さんが掘り当てたという温泉施設があります。なかなか洒落た建物ですね。
建物の横にある源泉井戸には余った温泉水を引湯している多数のポリパイプが見えます。これ1本ではホテルの源泉掛け流しには少ない感じですがここ鳴子温泉には源泉数が370本もあるのだそうだ。井戸を掘れば温泉に当たるみたいな感じですかね。貰い湯はここではなく滝の湯という共同浴場へ行く。ここの泉質は硫黄泉でまさに温泉っぽいのがいい。やっぱり熱かったですが・・・
温まったら涼みに近くにある菜の花畑へ寄ってみます。
見渡す限りあたり一面延々と菜の花でこんな豪快な風景は初めて見ました。これはすごい。これだけ群生していると心地よい菜の花の香りが広く漂う。時期的に残っていた桜と菜の花の共演もなかなかのものでしたよ。
往復1200Km走ってGW前のいい旅でありました。高速道も行は休日割、帰りは深夜割で節約したけどいっぱいガソリン代も使ってしまったので今年のGWは音なしの構えで過ごします。
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