Hyper OSにアップデート
スマホも延命できました
まだまだ使えそうです
2021年に意を決して購入した現用のスマホであるXiaomi Mi11proですが先日アップデートを行ってHyper OSと称するXioamiの新OSになりました。名前はかっこいいですが要はAndroid14をベースにXiaomiが少々カスタマイズしたファームウェアになります。
Xiaomi発表のHyper OSアップデート予定機種に私の端末がぎりぎりで入っていて2024年第2四半期にリリースだよと言う言葉を信じてひたすら待っておりました。元々はAndroid11ベースのMIUI12.5でしたのでAndroidのメジャーバージョン的には11から14までの4段階目になります。国産スマホではここまでアップデートをフォローしてくれるメーカーは無いのでなにげに嬉しい。Xiaomiから公式にリリースされたのは中国語ROMなのですがXiaomi EUがさっそくグローバル対応をしたHyper OSのカスタムROMを間髪入れずに提供してくれたのでそちらを焼きました。
Androidナンバーが上がるアップデートはけっこうハードルが高く、基本はFormat Dataでまっさらから再インストールするほうが安心であるとは言われています。いじくりまわしてrootを取っている端末はなおさらのこと。でも不安定なOTAじゃないんだしEU ROMを信じてFastbootにて上書きアップデートでいきます。クラッシュしても泣かないように端末のストレージにある大切なデータだけは外部にバックアップを取ってrootのまま一気にいきます。一応焼くROMのboot.imgはMagiskでパッチを当てたものに置き換えておきました。
結果はすんなりとrootを維持したままアップデート完了。これはすばらしい、さすがのEU ROMです。細かい設定をやり直してほぼ以前と同じような環境に戻れたのは幸い。小細工をしてgoogleウォレットも元通り使えるようになり一安心。FeliCa非搭載の端末ではNFCを使うgoogleウォレットがアウトだとスマホのタッチ決済手段がなくなるのでそこは重要なポイントでした。
メジャーバージョンアップ後の使用感的には細かいユーザーインターフェースが変更になって新しい感があっていいですね。中国製スマホのセキュリティは過去いろいろと話題に上っていましたが中国ROMが心配ならEU ROMを焼くと言うオプションがあるのがありがたい。
このスマホも3年が経ちそろそろ新しいモデルも気になる時期ではあります。でも日本ではマイナーなこんな機種でもワールドワイドに見ればけっこうユーザーが多いようで色々と情報が豊富なのがまたいいのですよ。特にカメラ性能はサムスン製センサーのGN2ってのがいい仕事をしてくれていて広いダイナミックレンジで今どきの機種にも負けない絵を出力してくれるのはお気に入り。コロナ禍以降フラッグシップ級スマホの価格が軒並み10万円越えと高騰しておいそれと買えなくなりました。スマホは機能に不具合が無いのならgoogleのセキュリティアップデートが切れた時が替え時ではないかと。あと1年くらいは行けそうかな。
後記:やっぱり細かい不具合が有ってFormat Dataでまっさらにして新規インストールしました。ステータスバーに時計がどうやっても出てこなかったり稀にスリープに失敗して画面が再点灯したりちと不安定だった。古い環境を引きずっていると問題の切り分けが難しく結局1からのやり直しが最善の策でした。やはりAndroidのメジャーバージョンアップに際してはAPIレベルも変わるため工場出荷状態から始めてひとつひとつ使用状態まで積み上げていった方がこの先安心なんですよね。けっこう時間も掛かりましたが将来への先行投資です。
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