キーボードをお掃除
GW前に遠くまでお出掛けしてしまったのでこの時期は音無しの構え。お出掛けばかりが能ではありません。そんなときは普段できない小間物に手を掛けます。
2014年に手に入れた英語104キーボード。かなキーなんぞいらないのでキー数の少ないASCII配列の英語キーボードです。茶軸というメカニカルタイプのキーモジュールでそのキータッチは痺れるほど。これに慣れるとメンブレンキーボードと呼ばれるペナペナキータッチのキーボードなぞ使う気がさらさら涌かない程気に入っております。キーボードたるもの基本的につるしのパソコンではオマケとして付いてくるものでもありますがこれは当時13000円もした。かなり購入時に気合が要りましたよ。キーボードとしては老舗のFILCOブランド、製造は台湾なのですがドイツのCHERRY社製メカニカルスイッチが使われています。さすがタイプライターの国から来たキーボード、長年使い続けてもまったくヘタレも出ずまさに道具という雰囲気も好きなんですよね。
そんなキーボードも10年を経過してなんだかホコリも目立ってきた。たまには掃除してやろうということでキートップを外してみた結果が上の画像。ばっちいものをお見せしてすいません。10年分の汚れの詰め合わせはおはずかしい限り。気合を入れて掃除します。
まずはキートップを洗剤で洗って陰干し。しかし一流どころのキーボードは違いますね。10年叩いてもテカリはあるもののキートップのシルク印刷はしっかりしています。使用頻度の高い「A」キーや左Siftキーも文字が薄くなっている程度。やはりキーボードはいいものを選んでおくべきだなと感じる瞬間です。メジャーどころなので劣化してもキートップも接点モジュールもパーツ単位で補修部品がしっかりと売っているため壊れても安心なんですよね。
きったないキーボード基部ですが拭いてもこすっても汚れが取り切れない。どうもシールドにもなっている黒焼付塗装のアルミ面が腐食しているようだ。コーヒーやドリンクを何度もぶちまけたことがあるもんなぁ。仕方ないのでマイクロドライバーをスクレーパー代わりにして腐食部を削り取り塗装が剥げてしまったところは黒ラッカーペイントでタッチアップ。見た目は悪いけどキートップの隙間から見える程度なので我慢します。メカニカル接点なのでアルコール系接点洗浄剤を各キーごとに茶軸の隙間から吹いて仕上げます。アルコール系のスプレーは以前にメンブレンキーボードに吹いてペナペナがペナペナペナになってしまっておしゃかにしてしまったことがある。メカニカルキーボードはスプリングに接点という構成なのでその点安心です。
新品同様とまではいきませんが少しはきれいになりました。このブログ記事を書くのに叩いていても気持ちがいいです。
このキーボードを繋いでいるパソコンはほぼ同じ時期に組んだ自作機。やはり10年物になります。CPUは第4世代のcorei7なので第8世代以降のCPUを求められるWindows11へのアップグレードははじかれてしまうので未だにWindows10のまま。このWindows10も2025年10月というサポート終了のカウントダウンがすでに始まっています。最近USB周りが怪しくなってきていていずれは更新しないといけないパソコンですが、このキーボードだけは壊れるまで使ってやりたいなとは思っております。私が壊れる方が先かな・・・
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