パソコン選びは自作か他作か
自前の工作でも
良し悪しはありますよね
現用のパソコンは2014年に組んだ自作ものでした。当時は自作機らしくクロックアップにうつつを抜かし、BIOSを詰めてけっこう遊んだりしたものですがこの頃は標準クロックで安定志向。まぁ動画エンコードなど負荷の重い操作で落ちずに動けばよい的な感じに変わってきていました。
当時core i7 4790Kという一般コンシューマー向け最速のCPUを選んでいたために10年使ってもオンラインゲームなどをしない私には速度的に最後まで不満がでることは無かったのは幸い。最近USB周りの具合がよろしくないがこれはマザーボードの問題なんですよね。とはいえ私のCPUはi7ではあるけど第4世代なのでWindows11が求める最低要件(CPUは第8世代以上)を満たさないためはじかれてアップデートができない。Windows10のサポート終了期限も来年に迫ってきている。行けるところまで行くのも手だけれど適当なところで手当しなきゃなとは考えていました。
パソコンを自作するメリットも希薄になっているところへもってきて現況でWindows11に対応させるためにはCPU、マザーボード、メモリーボードは変えなければならなくなる。めんどいので次はつるしのパソコンに買い替えでいいやと方針決定。パソコンもミニPCからノートまで多種があるけど自分的にはいくらかの拡張性があるミニデスクトップがいいなとフォーカスして数か月、購入のチャンスを狙っていました。
夏のボーナスセールを予算不足で華麗にかわし、サマーブラックフライデーとかいう適当な名前を付けたバーゲンセールで条件の合うDELL直販のミニデスクトップが13000円引きの大盤振る舞いなのを見つけた。ボーナスセールの時より5000円ほど安い。こりゃ買いでしょうと思い切って手を打った。
CPUは第14世代のミドルクラスCore i5 14400、これでCPUは当分安泰。ちなみに手持ちの第4世代Core i7 4790Kとスペックを比べてみるとこれだけ違う。
Core i5 14400
コア数:10
スレッド総数:16
ブースト時の最大クロック:4.7GHz
キャッシュ:20MB
定格消費電力:65W
製造プロセス:7nm
Core i7 4790K
コア数:4
スレッド総数:8
ブースト時の最大クロック:4.7GHz
キャッシュ:8MB
定格消費電力:88W
製造プロセス:22nm
最新のi5は最大クロックこそ旧i7と同等ですがコア数やスレッド数、一次キャッシュはほぼ倍。製造プロセスに至っては1/3で速度や消費電力に勝るというすごい実力。10年10世代という時代の流れを感じさせますな。使ってみるとCPUの発熱が少ないせいかファンの回転数が低くてほんとに静か。軽く動画のエンコードをさせてみましたがCPUファンの回転数すら上がらなかった。音楽ファイルの再エンコードなんて一瞬で終わる。電源ボタンを押してからWindows11のログイン画面が表示するまでに掛かる時間は10秒ほど。この速さはWindows11のおかげか最新ハードのおかげかはわかりませんがやはりデキのパソコンはすばらしい。
クラウド上のバックアップはあまり好きではないので2TBのHDDにデータや野良ソフトなどをそっくりバックアップして環境を移行しました。大失敗はデスクトップに置いてあったリンクのバックアップを忘れたこと。過去集めた気になる情報サイトへのショートカットアイコンを、ブラウザのお気に入りとは別にごってりとデスクトップに溜めてあったのが全て消えた。これが一番痛いが自分の不注意のなせる業です。反省・・・
新しい環境になっても使用感はあまり変わりませんな。普段はそれほど重い作業をしていないからかな。それよりWindows11になって使えなくなった周辺機器やソフトウェアがいくらかあって地味に痛い。まぁそこは時代と考えませう。米国パソコンの老舗DELLは日本法人もあり安心の品質。はるか昔には米ものでGateway2000という牛柄パッケージのフルタワーパソコンを当時は珍しかった個人輸入をしてしばらく使っていたことがあったがあれも面白い製品だった。デキのものはデキの良さがありますよね。
これであと10年はパソコンの買い替えは無い予定。その頃にはパソコンそのものの概念が変わっているかもしれませんね。
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