雨飾山の生き物たち
先日登ってきた雨飾山。長野県と新潟県の県境に位置し稜線や山頂からの眺望がすばらしい山・・・のはずだったけど残念ながら山頂付近は濃霧だったためその片鱗を確かめることはできなかった。でもこのあたりは冬場は雪深く閉ざされる山域。つかの間の夏を山の生き物たちがけなげに生きているのは目にしてきました。
ニホンカナヘビは登山道周りで多く目にした。ヘビとは言ってもトカゲなのだけど山で一番目にするトカゲじゃないかな。ちょろちょろ動き回ってかわいいですね。
食用キノコの定番タマゴタケです。元々はマッシュルームみたいな傘なのだけど開ききってしまうと毒キノコのドクベニタケに似てきます。でも独特の卵の殻みたいな石突き部で識別できますね。いっぱい生えていたら摘んで帰りたいキノコです。
キク科のマルバダケブキです。花びらの少ない菊みたいですね。ニッコウキスゲのような鮮烈な黄色をしています。漢字では丸葉岳蕗と書くようで丸い葉っぱの山のフキって感じですかね。標高1900mの稜線にいっぱい咲いていました。
今回山で出会った生き物たちの中ではレアだったのはこれ。全長は7cmはあろうかというミヤマクワガタ。何十万円で取引される個体もあるとか。確かに見るからに勇ましい風貌です。私も過去がきんちょの頃に雑木林で捕まえた記憶があるけど今ではなかなか希少な虫なんじゃないかな。こやつは今でも雨飾山の山中で価値に磨きを掛けていることでしょう。
人間様がうだるような夏の日差しにげんなりしている間も山の生き物たちは元気に生きていました。私も負けてはいられませんです。8月11日は山の日です。
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