新東名 河内川橋はもうちょっと

かなり出来てきました
　　
もうちょっとで繋がります

先日通りすがりに見てきた新東名高速道路未開通部分での難所、河内川橋ですが画像の通り右岸側左岸側の接続まであと少しのところまできていました。1年半前の昨年3月にはこんな感じ、今年5月にはここまで出来ていました。接近してきてはいてもなかなか進みませんが、やはり難しい側面があるのでしょう。アライメントだって誤差何ミリという単位で収めなければならないでしょうからこれだけの鋼構造物で簡単にできるものでもないですよね。

拡大して見てみると現状のように左右の移動式クレーンが軌道先端まで動いている状態でそのブーム先端にあるフックの最大作業半径でも未通部分まで届かないのでこの状態ではこの先を組むことは不可能だ。こちら側からは見えにくいが右岸側先端近くに組み立て途中とおぼしきクレーンのAフレームらしきものが見える。フレームサイズからしてけっこうなキャパを持ったクレーンのようだ。現状の先端部両側に四角いステージが作られているところを見るとこれらのステージ上に鋼材・資材を一時載せておき、いま組み立てているクレーンで吊り上げ後に最後の部分を組んでいく作戦と見た。まぁそれも大変な仕事です。

もうちょっとで繋がるとは言ってもここから先が長いのでしょうね。今は台風も接近中ですが安全第一で予定通りの2027年度開通を目指していただきたいと思います。