いずもとしらせ

静かに停泊していれば
　　
平和な光景です

神奈川県横須賀市の海上自衛隊桟橋にヘリ空母いすもと南極観測船しらせの二隻がたたずんでいました。しらせは本年4月に南極から帰り整備を完了。11月に予定される次期の南極行に備えてしばしの休息中といったところ。DDHいずもはF35Bを運用するための第一次改装が終わり上甲板の船首部分を四角くする工事となる第二次改装待ちですね。姉妹艦のかがは一足先に甲板が四角くなっていて、つい先日にはアメリカ西海岸へ渡ってF35Bの離発艦訓練を行うため太平洋を越える旅に出ている。まだ日本ではF35Bの飛行隊は組織されていないので試験機はアメリカ海軍からの拝借ですな。甲板に当たるジェット噴流は1000度ほどになるという。私は過去500度のはんだごてを使ったことは有るが1000度とはなかなかのもの。今回の改装でしっかりとした耐熱塗装を施したのでしょうね。

先端部が絞れているいずもともこれでお別れ。改装が完成するとより航空母艦のように見えることでしょう。艦首にあるCWIS20mm機関砲も外されて端っこに動かされる予定のようです。戦闘艦船は戦争のための道具ではありますが平時には無駄のないシェイプがなかなかかっこいいのですよね。
願わくばそんな平和が続いてもらいたいなと思うところ・・・