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2024年10月27日 (日)

西沢渓谷の紅葉 2024

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きれいな風情でした

でも途中で通行止め・・・

紅葉が5割方進んでいますよというウェザーニュースの紅葉情報を見て、そういえば満足に紅葉狩りなんてものもしたことがなかったことに気が付き奥秩父の西沢渓谷へちょいと行ってみることにしました。沢沿いに多くの滝があってなかなか見どころも多いとの評判ですので期待していたりします。

2015年の甲武信ヶ岳登山の際に踏み出したところと同じですが今回はもっと軽い沢沿いルート。それでもトータルで10Kmほどになるハイキングコース。紅葉時期の土曜日だったので混むかなと考えて朝6時半に踏み出します。最初は林道歩き。ほどなくして最初の滝が現れた。

Nareifall

なれいの滝だそうですがガイドマップの滝リストには無い。リストされなていない小さな滝が他にもけっこうあるようです。甲武信ヶ岳登山道との別れにまできました。

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今から9年前にここから甲武信ヶ岳に行ったんですねぇ。帰り道で天然物の舞茸を見つけて喜んで摘んで帰りお家でマイタケ三昧したのも思い出です。二股の吊橋を渡ります。

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橋の上から見る紅葉もけっこう進んでいて良い感じですね。ウェザーニュースの情報は正しかったようです。

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西沢渓谷は、川底の花崗閃緑岩(かこうせんりょくがん)に太陽の光に当たることで、水面がエメラルドグリーンに輝いているのが特徴なのだそうだ。確かにグリーンがとってもきれい。丹沢のユーシン渓谷も似たような色だったがどっちも素敵ですな。最初のリストされた滝、三重の滝です。

Miefall1 Miefall2

確かに三重ですな。西沢渓谷では沢沿いの段々がけっこう多くてどこも見応えがあるけど見やすいところの段々に名前が付いているようですね。ここから続々と見どころが現れます。

Inmen1

人面洞だそうです。真正面から見てなんとなく分かりました。

Jinmen2

確かに目鼻口耳がそれっぽい。なかなかの福耳を持った高貴なお方かジャバ・ザ・ハットに見えますな。次に現れるのが母胎淵という横穴です。

Botai1 Botai2

神秘的な横穴です。その先も続いているのでしょうかね。さらに歩くとカエル岩ってのがありました。

Kaeru1 Kaeru2

おぉ確かに吠えているカエルに見える。言われなければわからないけれど想像力の高い方が過去にいらっしゃったのでしょう。

Keikoku1 Keikoku2

紅葉に彩られた渓谷もなかなかのものです。私は昨年9月に苦労して歩き切った黒部峡谷を思い出しました。峡谷美ってありますよね。さて滝以外にも見どころ満載の沢沿いを踏出しから1時間半ほど歩いて今回の注目地である七ツ釜五段の滝に到着です。

Nanatu1

こりゃなかなかのものですよ。

Nanatu2 Nanatu3

歩道側から見ると3個の御釜と4段の滝しか見えませんがそれでも豪快な風景。日本の名瀑百選にも選ばれているそうですよ。色づいた紅葉もアクセントになっていますね。エメラルドグリーンがやっぱりきれいです。さて先を進もうとすると・・・

Rakuseki

なぁんてこったい、落石で通行止めでした。上越しをすれば問題ない程度のものですが周囲に他のハイカーもいるしさすがにこれをまたぐことはできませんでした。ここは中間点、帰路は廃線となったトロッコ軌道の歩道を使って閉ループを描くつもりが無念のUターンです。事前情報ではこの落石通行止めの件は見つけられなかったので多分直近に起こった出来事だったのでしょうね。手すりのある間に収まっている巨石は手数で崖下へ落とすわけにもいかず叩き壊さなければなりません。重さ数トンはありそう。こりゃ今シーズンはちょっと無理かなぁ。紅葉シーズンのピークをこれから迎えるのに七ツ釜の滝周辺はごったがえしになりそうな予感がします。まだ情報としてはネット上に上がっていないようですがこれから西沢渓谷へ紅葉狩りを予定される方は要注意ですよ。

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行って来いのルートになりましたが色付いた木々も滝もきれいでした。ただ足場的にはハイキングコースとはいえややハードな感じ。紅葉がピークになったらカミさんをエスコートして見せてやろうと考えていましたが難しいかな。行き帰りが足元の悪い沢沿いルートとなるとなおさらです。奥様には来年の秋までに体力を付けておいてもらいましょう。

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