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2025年1月25日 (土)

XV 後席フットライトを増設する

Led-unit1考えて施工しました
  
やっぱりあると便利ですね

中国激安通販で手に入れたCOB LEDを使って後席足元を照らすフットライトを増設します。まずは電源/信号線をどこから取るかが重要。当初はハンドルポスト奥にあるのれん分けハーネスのドアオープン信号から信号線を取り、常時電源は運転席下にあるサブウーハーから拝借しようと考えていた。これが一番楽なんですよね。でもよく考えるとドアが開いている限りフットライトを消す手段が無いことになる。車内照明には全て手動で切れるようなスイッチが有るのでやはり不要なときには切れるようにしたいところ。車両整備や工作などでドア開けっぱみたいなことはままありますからね。ということで天井照明のASSYからパラレルに持っていくことにした。これならば室内照明とシンクロするので天井照明のスイッチで一緒に切れたりドア連動ができたりするのでグー。さらに車内照明の残照機能やウェルカムランプなどとも連動するので非常に具合がよろしいです。

Light-unit

天井照明ASSYを加工します。既存のギボシ端子は以前に加工した室内照明全点灯スイッチ増設に使うマイナスコントロール配線です。これと同様にフットライト照明用のプラスマイナスを分岐します。10組で130円だったカプラーハーネスを追加。分岐部はヤスリで磨いてフラックス塗って無理やり半田付けしました。道中の配線は手持ちで有った0.3sqのビニル平型VFFを使います。見た目細いですが許容電流は内線規程で3A。つながるCOBは2個で実測0.6A程度の消費電流なので十分でしょう。無駄にぶっとい配線を引っ張っても意味が無いですからね。

Apillor

さて天井から床まで配線を持っていかねばならないのですが最短距離はBピラーを通していけばいい。でもアッパーとロワーのBピラーカバーを分解するには前後ウェザーストリップ、前後ドアサイドシルカバー、シートベルトアンカーも分解しなければならないしサイドエアバッグに干渉しないようその背面に配線を通さねばならない。分解もめんどいので楽するためにAピラーから下ろすことにした。こちらは分解作業量がまるで少なく済みます。アシストグリップは一時外してサイドエアバックから離して通線します。サイドエアバッグが開いたときに配線が引っかかって展開しませんでしたなんてことになったら命に関わりますからね。配線をハンドルポスト下まで落としたらシフトコンソール裏へ押し込みつつ隠蔽配線。配線長は4.5mほどになったけど少し楽ができました。

Footlight_20250124212201

配線さえ通ってしまえばあとは簡単。あらかじめ作っておいたCOBモジュールのカプラーに繋いでシート裏のカーペット生地にマジックテープで貼り付けたら完成。ドア連動で点灯させるとなかなかの輝度。昼間でも後席足元は薄暗いので役立ちますし間接照明風なので直接に光源が目に入らないのがいいですね。前席側への光漏れもありませんでした。前席のように嗜好性の高いブルーLEDではなく白発光は実用性がやはり高い。一個60円のCOBは役に立っております。

XVも今年2回目の車検となる。自分なりにはいじくり切ったと思っておりましたがまだまだ小ネタはあるものですね。まぁ愛着を持つことはいいことだと思います。

後日片一方のCOBが点灯しなくなりました。もしやと思い調べるとCOB基盤に元から半田付けされていた配線が1本もげていました。オリジナル配線がなにげに細くて心配だったのですが予感的中。この機とばかりにアップデートしました。不要なスチール枠を撤去し配線は0.3sqのVFFに根本から交換、COB基盤半田付け部はエポキシ系接着剤で固めて防護のためにコルゲートチューブまでおごりました。
結局のところ同機能の商品で激安品と標準価格品との違いはやはりQCができているか否かというところかもしれませんね。60円の商品に製造物責任を求めるのはナンセンスなこと。激安品を使う場合は消費者自らが品質管理を行い不安な箇所はあらかじめ自分で修正しておくくらいの気構えが必要ということですかね。私もまだまだ修行が足りませんです。

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