ODB検査が車検義務化
どんどんと要求が
厳しくなっていきますね
2024年10月から車検にODB検査なる項目が追加された。でもこの対象は2021年10月以降の新型車であり私の車は2020年登録のためギリで対象外。やれやれです。検査内容としてはスキャンツールを使って検査し特定DTC(車検で問題となるエラーコード)が検出されたら車検に通らないよというもの。エラーが検出されメモリーされてもスキャンツールを使わないと分からないエラーもあり対象の車両に乗る人は車検前の自主点検が必要になってくるかもですね。まぁ自分で検査したとしても車検時にはODB検査料なるものを取られてしまうのですがね。
私の自家用車は今年めでたく二回目の車検がある。対象外とはいってもやはり気になるもの。散々改造したODB2接続の故障診断器を使ってエラー履歴を調べてみたのが上の画像になる。故障診断器を初めて使った接続試験時には記録されていなかったDTCが1件記録されていた。
P1604のPはエンジン等のパワートレイン系を指すカテゴリーでP1604は始動不良検出を意味する。そういえばだいぶ前、朝のエンジン始動時にセルがせっせと回るのにエンジンが掛からないときが1度だけあった。でも2度目にセルを回すと普通に始動したのでその時には気にもとめていなかったがECUは正直なものでちゃんと記録していたのですな。これは車両が稼働状態になる前のエラーなので車検不合格になる特定DTCには当たらないのでまぁ安心ではありますがなんだか気になりますよね。エラーをリセットしてクリアすることは簡単にできますが履歴として残しておいたほうが良いだろうと考えてそのままにしてあります。
車検に通らない特定DTCが検出されても事前に故障診断器でクリアしておいてうすらとぼけて車検を受けることはできるかもしれない。診断器も今では安く入手が可能になっているのでそんなことを考える俳が出てきそうだ。国もさるものでそこらの故障診断器では特定DTCの記録をクリアできないようにメモリ格納することを車両製造元に求めているとのこと。そりゃそうですよね。
今や自動車は電子部品の塊です。車両の安全は電子機器が完全に動作することで担保される。たまにはODB2に故障診断器を繋いでエラー履歴を見ておく必要がありそうですね。
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