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2025年6月13日 (金)

車にワイヤレス充電環境を

Baseparts
充電器が手に入ったので
  
さっそく改造して取り付けます

最近のスマホはワイヤレス充電機能を持つものが増えてきました。なんといってもUSBをいちいち抜き差ししなくてもポンと充電器に乗せるだけで充電してくれるのですから世話なしです。これに慣れてしまうと有線充電が面倒になりますよね。ある筋から車載用のワイヤレスチャージャーをいただいた。ただしこやつはエアコンルーバーに取り付けるようにしか考えられていない代物。エアコンの吹き出し口に余分なものを付けたくはないのでいっそ前席肘掛けボックスの中に隠してしまえと考えた。

そうするためには追加で取り付け治具が必要となる。幸い本体は実測直径16mmのボールジョイントでの接続なので市販のスマホホルダーに付属のボール付きマウントベースが使えそう。スマホホルダーは不要なのでもったいないがベースだけいただく。ただしこのボール部は統一規格が有るわけでもなく見た目似ていても各メーカーごとにサイズが微妙に違うのが困ったところ。最初に値段で選んで買ってきたもの (ベース1) は玉のサイズが2mmほど小さくてアウト。意を決して買ってきた次 (ベース2) でうまく合いました。玉の直径などの情報を公開してくれているメーカーなどは皆無なので実店舗に出向いて商品を手に取り眼力でサイズ適合を見極めないといけない。この辺は目利きが物を言うギャンブルみたいなものですな。

Tray

前席の肘掛けボックスに内蔵してある社外品のトレーを使います。ゴムシートにカッターナイフで穴を開け底部にマウントベースを貼り付けます。スマホはiPhoneのようなMagsafe対応端末ではないのでカバーで張り付くようにしています。

Comp_20250613190901

充電器を貼り付けるとこんな感じ。100均で見つけた長さ10cmのUSB-Cケーブルにて給電します。

Finished_20250613191001

スマホを乗せると充電を開始するようになります。最大15WのQi2規格なので充電速度もそこそこといったところ。マグネットリングの吸着は猛烈に強く、ちっとやそっとの車両振動で外れたりということもなさそう。逆にマグネットが強すぎて取り外す際にボールジョイントの角度がズレてしまうほどなのでがっつりと袋ナットを締め込みました。

Completion

トレーをXVの肘掛けボックスに戻すといい感じです。このボックス内にはUSBのジャックがあるのでそこから電源をいただきます。この種のワンオフ物の改造はうまく行けばしめたものですが泥沼にハマるとゴミが増えて財布も軽くなっていくという悪循環に陥るのもリスキーなところではありますね。最近の車両は純正オプション品でスマホのワイヤレス充電器を提供するところも増えていますが総じてお高い。便利だとは言え車で使うスマホ充電器ごときに3~5万円も出せませんやね。小遣い亭主は創意工夫で乗り切るのであります。

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