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2025年6月13日 (金)

八ヶ岳連峰にゅうと白駒の池

Hinode_20250613114901

多彩な名前を持つお山です
   
どれが正解なのか未だ不明

先日に南八ヶ岳の編笠山に登ってきたので南の外れを登ったのなら北の外れだろうと言うことで北八ヶ岳のにゅうというお山に登ってみます。標高2352mを数える立派なお山ですがその呼び名がともかく多彩。にゅう、ニュウ、ニュー、乳、にうとどれが正しいのかさっぱり分からない。乳岳でもなくニュウ山でもないにゅうなんです。道中の道標表記もまちまちで雰囲気で察する必要があるのですがこんなのもなんだか楽しいですな。

Enter_20250613114901

梅雨入り前のラストチャンス、朝は日の出が望めました。麦草峠の駐車場に車を置いて踏出します。にゅうには白駒の池を経由して行くのですがだいぶ昔の2007年に湖畔の管理キャンプ場でソロキャンプをしたことがあった。その地が今はどうなっているのかも興味あるところでありました。 (すいません、近所にある駒出池キャンプ場の間違いでした) 整備された木道ですでに標高2000mを超えているために周辺の風情はなかなかいい感じです。

Ike_kanban

池には着いたがこの辺のキャンプサイトは私の頭にある印象とは違う。(違うところなんだからそりゃそうだ)湖畔から見える朝の水面はすばらしい景色が広がっていました。朝は水面がおだやかなため周辺の木々がミラーリングのごとく写っていましたよ。

Ike1

拡大するとほんとに鏡に写っているかのよう。もうこれを見ただけでも気持ち7割は満足してしまった。なんとも素晴らしい景色でした。

Ike2

湖畔を周遊する木道があるので歩いてみます。

Mokudo_20250613115701

途中から湖畔を離れてにゅうへの登山道へ分かれます。

Shirube1 Shirube2 Shirube3

道中の道しるべの表記が色々で面白い。まぁ似たような名称なので間違えることは無いでしょう。ちなみににうというのはワラを積み上げて円錐状にした藁床みたいなものなのだそうだ。にうもお山の形状がそんな感じだから付いた呼び名なのかもしれませんな。

Shitugen Newnomori

苔むした雰囲気が高原らしくていいです。白駒湿原なんてのもあってそれっぽかったです。

Nakayama_20250613122001

岩ゴロゴロのガレた登山道を登っていくと尾根筋に出るがここにある道標にはニュー山中峠とある。なんだか場末の飲み屋の屋号みたいだが別に山中峠が二ユーな訳では無いのですよ。"ニュー"と"山中峠"の間にスペースか中点がないといけません。道標の表記がまちまちなのは設置者が小海町、佐久穂町、営林署と混在しているのもさることながら設置年代でも違っているみたい。こんなお山も歩いて楽しいものです。

Sancho1_20250613120201

山頂が見えてきた。あともうちょっと。

Sancho2_20250613120201 Ike_sancho

にゅうの山頂です。ガスってきましたがかろうじて池の存在が見渡せます。ここから見ると池もけっこう遠いですな。南側には富士山も見えるはずなのですが霧の中なのでやむなし。でも朝に白駒の池であの素晴らしいミラーリングを見られたのでぜんぜんオッケーです。一服したら眺望もない中山を経由して白駒の池へ戻ります。

Sancho3_20250613120501 Takami

尾根筋から山頂部を見ると確かにおっぱ◯のような形状をしていますね。下山道も岩ごろごろ。湖畔を除くと道中の8割はそんな感じで歩きにくい登山道です。途中に高見石とかいう石があったのですがよくわからなくて素通りしてしまった。小屋の裏側にあったらしいのですが・・・

Koke2 Koke3

湖畔に届いたら残り半周を歩いてみます。いい雰囲気の木道が続きますね。まさにもののけでも出てきそうな感じ。

Log_20250613164901
朝の水面ショーも良かったしにゅうの道しるべのバリエーションも面白かったしで満足の山行でした。下山後は近くの八峰(やっほー)の湯で安価にリラックス。白駒の池は次回カミさんも連れてきてあげよう。関東地方はこの翌日梅雨入りとなりました。

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