検電器を改造する
またしても届いた怪しげな荷物。そのうちのひとつは自動車の電装品をいじくる際にはあると便利な12V検電器です。ライフルの弾みたいに見えますが針先のガードがスチールキャップになっていてヘビーデューティー加減がわたし好み。車両いじりではサーキットテスターでももちろん可なのですが特段電圧を測るという用途でなければ通電してるか否かが分かればいいというケースが多い。多線の集合ハーネスの中から通電ラインを見つけるというような用途にはやはり便利だ。中国から届いてこれで160円。
試験的に12Vを与えてやるとけっこうな輝度で光る。以前にエーモンの似たような製品を使っていたが光が弱っちょろくて使わなくなってしまった経緯がある。これだけ明るければ悪くはない。中身はどうなっているのか見てみましょう。
ガラス管ヒューズみたいなユニットに発光部が収まっているがよく見れば電球だ。こりゃそこそこ明るいわけですな。今どき電球とはいかがなものかということで高輝度LEDにしてしまいませうと速攻で改造を決意。
幸いなことにモジュールはすっぽりと中身が抜けるので電球をLEDに置き換えてやれば済みそうだ。早速手持ちのパーツで組んでみます。外し品の中古青LEDに減流用の抵抗で組みます。
外し品なのでLEDの定格が不明ですが30mAも流せばそこそこには光ると思う。印加電圧12.5Vに220Ωを足してやると3.2V定格の高輝度LEDだったらだいたい40mAほど流れる計算になる。青LEDは総じてけっこうな電気食いなので40mA流しても直ぐに切れることは無いでしょう。在庫でCRDも見つけたが電流定格が不明だったので使わなかった。整理が悪いですなぁ。
で完成。いい感じで光っております。やっぱLEDの方がいいっすね。今回のLEDはドーム型なので指向性がある。ドームの向きは先端ではなくリード線側に向けている。その方が光束が目に入りやすいですからね。一応工作にも気を使っております。こやつは自動車いじくり用のツールバッグに仕込んでおきます。160円のバーゲン品もこの先役に立ってくれることでしょう。
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