ヒヨドリも美味いねぇ
こじらせていた風邪もだいぶ良くなったので近くの猟場へ出かけてみた。ここは朝になるとタイワンリスがたかる木があるところだ。着いてみてびっくり、例の木が丸坊主になっている。木の実をリスが全部食べてしまったのだろう。これも食害といえるのだろうか。当然朝ご飯を食べに来るリスの姿も見ることはなかった。
今回の目的はヒヨドリだ。この鳥も害鳥で農作物を荒らす指名手配犯であり駆除の対象と なっている。前回の猟期終了後、県の窓口にその年の狩猟許可証を返納に行ったが、実績報告欄の一部にヒヨドリ20羽と書いておいた。その際、県の女性職員から「害鳥駆除して下さりありがとうございます」と感謝されてしまったことがあったがそれくらい悪役らしい。でもこのヒヨドリ、焼き鳥にするとけっこういけるのですよ。感謝されておいしい物が食べられるという文字通り一石二鳥。けっこうなことである。
木が丸坊主になってしまったので木の実を食べに来るヒヨドリも来なくなってしまったが、な
んとか家族の頭数分を確保して終わりにする。無益な殺生はしない・・・なんてかっこいいもんじゃなくって木があんな様子なんで飛んでこないのですよ。今回は一羽捕るごとに直ぐにワタ抜きをした上で近くの小川でおなかの中を洗うという作業を毎回行った。面倒だがこれが意外に重要で、肉に血が回ってレバーみたいな臭みが出なくなるメリットがある。
お家に帰って羽をむしる。今回はあんよを残してみたのだがグロいと家族には不評だった。某所で聞いた話だが、ヨーロッパの著名レストランでは鳥の素材が判るように鳥肉には足を付けたままお客に出すということだ。そういえば映画のシーンなどでチキンやターキーの丸焼きに生々しい足が付いていたような記憶がある。我が家もヨーロピアンテイストだと一人悦に入る。
2時間ほどタレに漬け込んでロースターで焼く。せっかくの足は焼け落ちてしまうようだ。タレは薫製で使い廻しているみりんと醤油ベースのもの。次のためにタレは捨てずに取っておく。これでこの秘伝のタレにヒヨドリエキスという深みが加わった。しかしこの薫製のタレ、どんどん得体が知れなくなっていく・・・
お皿に盛っていただきま~す。うまいねぇ、鴨の蜂蜜ローストもいけるけど、ご飯には焼き鳥が合いますな。適度な野趣があっていい感じ。子供でも丸ごとかじりつけれる。今度捕ってきたら塩焼きにでもしてみようかな思っている。
食いしん坊万歳!
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ネットサーフィンでここにたどり着いたが
肉は美味しそうだがヒヨドリの足が妙にグロい。
ハンターや屠殺に偏見は持たないつもりでも、
やっぱり一般人だと見た目がなんかアレに思えますね。
屠殺についてスルーする教育現場だったからかな。
投稿: a | 2012年6月28日 (木) 17時23分
aさん、コメントありがとうございます。
こんな辺境のローカルブログを見つけて下さりありがとうございます。
確かにちょっと足がグロテスクでしたね。申し訳ないです。この当時は単発ポンプ式の空気銃でしたが、今は連発プレチャージの空気銃になりましたので、ヒヨドリを獲りに行くと10羽は持って帰ってきますので焼き鳥には良い素材です。
許可された狩猟であっても生き物のお命頂戴には変わりなく、異を唱える方も中にはいらっしゃることでしょう。でもミカン園のヒヨドリに突かれたミカンがごっそりあるのを見れば、農家の方々の苦悩も理解出来ます。
狩猟鳥獣のほとんどは害獣害鳥です。ヒヨドリもまたしかりです。私の場合はいくらかなりとも農家のお役に立って自宅の食卓のおかずをいただくという文字通り一石二鳥と思い続けております。
どうかご理解をお願いいたします。
投稿: Fiby | 2012年6月28日 (木) 21時02分