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2025年8月25日 (月)

第36回神奈川県マーチングコンテスト 2025

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暑い中での
  
熱いイベントです

今年の夏はほんとに暑いです。35度を超える猛暑日に行われたこのイベント、入場待ちで並んでいるだけで汗ダラダラになりました。今年の出場校は昨年より1校減って9校となった。毎年徐々に先細りしている雰囲気もありますが学校クラブ活動も多様化の時代ですのでやむなしといったところはあります。でも予想に反して出場校の演奏演技は暑さが吹っ飛ぶくらいに熱かったです。まず水準が例年とは比較にならないくらい皆高かったのは間違いのないところ。昨年は次段の東関東支部大会への出場枠が増えて10校分あったところへもってきて県大会出場校が10校だったため全校が金賞・県代表となった。がんばった子たちの努力がむくわれたのは良かったと思う反面、優劣を競うコンテストがこんな横並びでいいのかなという疑問も湧いたのは事実だった。
蓋を開けた今大会、その水準に驚きました。いまひとつだなと感じさせる学校が無いのです。今回は例年になくハイレベルな大会であったと断言できます。もちろん全校金賞

実は某学校筋の話で今大会は出場校が9校と少なかったために次段の東関東大会に進む県代表となるのは8校に絞られるとの情報を得ていた。 (落選するのは規定なしのB部門1校) 表彰式で並べられたトロフィーが8個しか無かったことからやっぱりそうなんだと思いきや表彰式では出場全校が代表となった。皆の出来が良くて審査で落とす学校を決められなかったのだと推測。審査の意見集約で手間取ったのか閉会式は予定より20分遅れでスタート。結果として代表校発表最後の東海大相模高はトロフィーが足らなくなって同校のみ式典で渡せなかったというお粗末の巻も。これは主催者としては非常に恥ずかしい。枠があるんだからトロフィーくらい柔軟に対応できるように事前に用意しておけよと思いますがそんなアクシデントが生まれるほど皆さん上手でしたよ。
以下感想をいくつか・・・

横浜市立港中学校
規定なしのB部門から始まります。本校はピット楽器を含めて40名ほどの編成。ビッグバンドジャズ風の曲を中心にノリの良いパフォーマンスを見せてくれました。黒シャツに赤いネクタイ、R&B風のユニフォームも曲編成にぴったりで毎度のことながらかっこいい。トップバッターにふさわしい演奏演技でした。

法政大学第二高等学校
カラーガード8名が演奏を盛り上げていました。ガードのうち2名が男性。ひとりは軽業を披露してくれてなかなかでした。オーバーザレインボーのサックスソロが良かったです。

県立湘南台高校
別リーグの日本マーチングバンド協会(M協)の有力校。今年は昨年と同様の80名規模の編成でした。吹連マーチングに初めて登場した2019年の120名規模大編成をまた見てみたいものです。カラーガードが18名もいてピット楽器の11名を除いた動いている楽器は50名程度なのにベルアップした音量は80名フル編成の東海大相模高より響いていました。これはすごい。コンテはM協らしくハイスピードで目で追うのが難しいくらい。それでもピタリとポイントを決めるのはさすがです。ピンクパンサーのテーマ曲に合わせたのかガードの衣装もピンク柄で所狭しとフラッグを持って動きます。ドラムラインの動きも鮮やか。吹連マーチングコンテストに登場以来連続の朝日新聞社賞も納得です。本校が規定のあるA部門にエントリーしてくれたら東関東大会突破・全国大会も夢ではないと思うのですが、あえてそこに踏み込まないのは大人の事情がありそうです。

東海大学付属相模高等学校中等部
ここより規定に沿った演奏演技が求められるA部門。本校は毎年マーチングらしいユニフォームでの登場でしたが過去のパレコンを意識したのか今年はジャージ、気合を感じます。メロウなリズムでのスタートでしたが速さは無くともポイントは昨年にも増して正確に踏んでいて練習を積んだのが分かりますね。サックスソロは良く響いていました。

川崎市立橘中学校
50名ちょっとの編成は見ごたえがあります。ドラムスが映えるアフリカ系の演奏で聞かせました。列は乱れずポイントも上々。トランペットがちょっと外していたくらいでそつなくまとめていた。スネアの元気さが伝わりました。

相洋高等学校
蝶ネクタイの指揮者先生も奏者たちと一緒にウェイティングラインで並ぶ姿はとても印象的。気持ちは皆と共にあるという意思表示はすばらしいことです。ラッパ系が響く出だしのファンファーレは効果的でしたよ。ポイントは正確で規定の外周回りは先頭の勇み足が無ければもう完璧でした。

大西学園中高等学校
演技タイトルは昨年と同じ感じだったような。本大会最小編成の23名で規定をこなします。頭数が少ないとごまかしが効かないので自分のパートを目一杯こなさなければならないが他校の1/3の人数でも負けないくらいの音圧で迫っていましたよ。この人数で規定をこなすのは大変だと思うが何でもありのB部門にシフトしないのは立派。演技はやや荒削りながらもパンチを感じさせる構成。中盤は京都橘インスパイアのステップを見せてくれました。

向上高等学校
60名程の編成に6名のカラーガードが含まれていました。私はこのコンテストを10年前から拝見しているが規定をこなす高校A部門出場校でカラーガードを付けてきたのは同校が初めてであると記憶している。その点ではエポックメイキングな出来事ですよ。全国大会でもガードを引き連れて出場する学校が多く有るので本県でもがんばってほしい。ベルアップの迫力はなかなかだったけど外周回りで列が乱れたのが惜しいところ。

東海大学付属相模高等学校
8名のシンバル隊を含むフル編成で臨んでくれました。全編をホルストの組曲 惑星で構成してくれた演奏演技はとても印象に残った。今年の東海大相模はちと違うぜという雰囲気ぷんぷん。横一列のベルアップは湘南台にはやや劣るものの大きく響いていました。今年のシンバル隊は少々地味でしたが良いスパイスになっていましたよ。列も乱れずポイントも正確。今年も朝日新聞社賞を賞創設いらいの連続受賞記録を伸ばしました。

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今年は見ごたえのあるハイレベルな大会でした。会場を見渡して観客動員数も年々減ってるなと思えるところもありますがやはり参加校が減っているのが響いているのでしょう。出場校もピーク時の半分以下、その学校も固定化しつつあり裾野が広がっているとは言い難い状況ですが、技術力の高い学校がより腕を伸ばしているという現状は明るいニュースです。本県代表校が次段の東関東大会で常勝千葉県勢を抑えて全国大会への切符を手に入れてくれることを切に願っております。

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