充電式ハンダゴテは使えるのか
11月の初めにオーダして1ヶ月近く掛かってやっと届いた商品です。内蔵電池で動くハンダコテ、ハンダやフラックス、コテ台、ハードケースまで揃ったセット品、これで1200円ほど。ほんとに使えるのかよというくらいの価格ですよね。
いままではコードレスハンダコテはガスバーナータイプを使っていた。AC100Vが引けない自動車の配線工作などではこのガスバーナータイプが便利だったのです。それを10年ほど使っていて最近点火イグナイターの調子が悪い。それに代わるものを探していたところ失敗しても痛くない価格で見つけたのがこやつ。さっそく試してみます。
まず鉛/錫が40%/60%の普段使っているハンダでテストしましたが融点が高すぎたようでうまく溶けてくれない。やはり定格8W程度のコテではハンダを選ぶようです。次に以前ダイソーで買ってあった同じく40/60の線径1mmの低融点ハンダ。20W程度でもいけるよというもので試すとIV線のハンダメッキもうまくいった。商品付属の線径0.5mm程度の詳細不明ハンダもあるがヤニ入りではないのか溶けるものの載りが悪い。100均ハンダ悪くないです。
丸端子を加熱してハンダを流し込んでうまく馴染むかのテストもなんとか合格しました。これがうまくいかないと私の用途では使い物にならないので良かったです。ただし当然のことながらあっという間に電池が尽きてしまいます。当コテを使ってはんだ付けしてやる際には連続作業で行うのが必須。のんびりやってはおられませんな。電池容量は非公開だが情報では800mAhらしい。昔の単三形ニッカド電池並の容量しか無いのでさもありなんというところ。
用途を絞って要領よく作業をすれば1200円分くらいの仕事はしてくれそうです。通常自動車の配線作業は圧着が基本なのですがあえてハンダ付けを行おうなんて人は弱電の電気屋さんが多いのでは。実際のところ圧着とハンダ付けでどちらが通過抵抗を低く済ませられるかというと圧着の方なのだそうな。それでもなおハンダ付けを求めるって人はこだわりがあるのでしょうねぇ。はいわたしです。
というわけで火を使うハンダコテは晴れてお役御免に。最近この手の充電式ハンダゴテが安価に出回っております。モノを選べばけっこう使い物になるかもしれませんよ。
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半田付けに勝るものはないと思ってました。まさかて抵抗が圧着より大きいとは?
振動のある機器の配線には本当に多くの謎と伝説がありますね
端子も純銅、ブロンズ、シンチュウ、そしてそのメッキもスズかニッケル.線は単線、より線。
お好みはどれですか?
投稿: クラウド | 2025年12月14日 (日) 15時16分
クラウドさん、こんにちは。
私もハンダ付けが至上の接合法だと信じて疑っていませんでしたが通過抵抗が僅かに圧着より大きいのは事実のようです。鉛やスズの電気抵抗値のせいでしょうね。確実な接合と安心感は圧倒的にハンダ付けが上回ると思います。圧着ペンチもまともなやつを持って入るのですが腕前もあって空振りスッポ抜けが皆無とは言えません。やっぱり慣れ親しんだ方法がいちばんですよね。
自動車での配線加工でも配線端末を切って加工するのなら圧着もいいですが皮を剥いて中間から分岐する場合はハンダ付けがやはり便利。熱収縮チューブで絶縁加工するにもやはりコテで温めなければならないのでこんな安い道具でも使い道はありそうです。でも8Wという能力はいかんともしがたいところなので実は次なる第二弾が控えていたりします。
あんまり端子や配線にこだわったことはないのですが端子も線も錫メッキばかりです。端子はニチフ、配線ケーブルはフジクラや中国電線あたりが以前の仕事上のブランドでした。今はインポートモノの安物ばかり・・・
投稿: Fiby | 2025年12月15日 (月) 10時11分