2026年山始めは塔ノ岳
3連休なか日の土曜日、備蓄原油の放出でガソリン価格も大きく下がったのを幸いに丹沢山塊では一番人気の塔ノ岳へ登ってきました。当初は札掛から塔ノ岳へ登る予定だったのですが朝方行ってみると駐車場が工事資材で埋まっている状況。こりゃだめだと菩提峠駐車場へと回ったのでした。
ヤマトタケルの足跡とかいう菩提峠にある記名棒から踏み出します。どうやって足跡を見つけたのでしょうかねぇ。標高を上げるとすぐに菩提峠に隣接する旧秦野パンテオンスキー場 (菩提パンテオンスキー場という名だったという説もある) の跡地が見えます。
もっともらしい名前のスキー場ですが冬場を通しても降雪があるのは数えるほどしか無い神奈川県の標高800m足らずのこの地にスキー場を作ろうという発想自体は画期的であり無謀でもあった。1966年にワンシーズンだけ開かれてその後は歴史の中から何事も無かったかのように消え去りました。このスキー場に関する情報は現状非常に少ないのです。
今日の踏出時の気温は零度ほどで歩くにはちょうどよい。前日の雨が霜柱になっていましたよ。
表尾根に合流して三ノ塔に着きました。遅くにスタートする方はここまでをターゲットにする人も多いみたいですね。
今日はいい天気のようです。三ノ塔からは富士山が少しばかりもやってはいますが良い感じで見えています。塔ノ岳山頂でも期待できそう。表尾根は数年ぶりですが勝手知ったる道なので先を急ぎます。
ここ表尾根は一本調子の大倉尾根と比べてなかなかにハード。尾根歩きのアップダウンも多く高低差のある鎖場も2箇所ある。私が往路で通過した時には早かったのですんなり行けたが復路では鎖場で20分待ちほどの大渋滞になっていた。やはり高齢女子のグループさんたちがボトルネックになっていましたが確かにこの鎖場は足がすくむかもね。塔ノ岳へ到着するとちょうど歩荷のお仕事を終えたチャンプが大倉尾根を下るところでした。
みんなが敬意を表してチャンプと呼ぶ彼は大倉尾根の人気者。通年通して生足短パンの姿は絶大なインパクトを持っている。とっても気さくな方でトレードマークのVサインとともに登山者の記念写真にも一緒に収まってくれる。でも今回は挨拶をしても素っ気なかったのは残念なところ。彼ももう70歳をすでに越えている。愛想は悪くてもいいから元気に続けてもらいたいなと思います。さて山頂です。
標高1491mの山頂からはかろうじて10時のこの時間には富士山が見えています。この1時間後には雲が生えてきて雲隠れしてしまった。やはり山行では早起きは三文の徳ですな。三連休は登山者も多く山頂も大賑わいなのでご飯を食べたらさっさと下山します。登山道になにやらいますよ。
タヌキでした。冬毛でモコモコしていますね。夜行性のタヌキが昼間にのこのこと登山道に出てくることは稀なことですがこやつはかなりキモが座っているようです。タヌキはイヌ科なので犬臭くて皮をはぐと脂でギトギトになるので嫌いです。帰り道に旧書策(かいさく)小屋の跡地に寄りました。
2010年の丹沢クリーン作戦にて廃小屋は撤去され今は更地ですがここから登山道の書策新道がスタートし戸沢まで続いています。途中にその気があればマンガン鉱山跡にも寄ることも出来る楽しいルートですが今は地形図の登山道表記も消され荒れたバリエーションルート扱いとなっています。ヤマビルのいない時期にまた訪れてみたいところです。
さっさか歩いて昼過ぎには踏み出しへ戻りました。踏出点変更で予定通りとはいかなかったけど歩行6時間、平面距離13Kmの山登り。踏出と山頂との標高差は730mですがGPSログをカシミールで計算させると累積標高差では倍の1500mに近いのでかなりのアップダウンがあった模様。初登りとしては上等過ぎて筋肉が張ってます。今年も元気に安全にお山へ登れることを願っております。
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